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2012年(平成24年) 9月5日(水)付紙面より

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道具に感謝込め 美容師たちが「くし供養」

 「櫛(くし)の日」の4日朝、県美容業生活衛生同業組合酒田支部(渡部亮支部長)のくし供養が酒田市の海向寺(伊藤隆文住職)で行われ、参列した美容師がくしの労をねぎらった。

 酒田、遊佐、庄内の3市町の美容院経営者で組織する同支部が、仕事で使用している道具への感謝を込め、壊れて使えなくなったくしやブラシを命あるものとして供養しようと、20年ほど前から毎年この日に行っている。

 海向寺には、江戸時代から女性の信仰を集め発願のため髪を切って供えたという「粟島堂」があり、髪やくしとは縁が深い。

 この日は同支部役員15人が参列。業務用のくしやヘアブラシが持ち込まれ、読経に続き参列者が焼香し、これまでのくしの労をねぎらうように静かに手を合わせていた。

 渡部支部長は「こういう機会でないと、くしへの感謝の気持ちをなかなか表せない。稼がせてもらい、ごみとして捨てられるのはかわいそう」と話していた。

くし・ブラシの労をねぎらい供養する美容師たち
くし・ブラシの労をねぎらい供養する美容師たち



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