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2012年(平成24年) 10月5日(金)付紙面より

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「バリバリ」間伐作業体験

 三川町の東郷小学校(五十嵐良克校長)の5、6年生たちが3日、鶴岡市の大鳥地区で杉の間伐作業体験などに取り組み、森づくりの重要性について学んだ。

 豊かな水や生物を育む森林の働きや、森を守り育てることの大切さを子供たちに理解してもらおうと、庄内赤川土地改良区(渡部敏美理事長)が毎年、東郷小に呼び掛けて行っている。今回は「水土里の森づくりと農業用水の働き」をテーマに国土緑化推進機構の「緑と水の森林ファンド事業」の助成を受けて実施した。

 この日は、5、6年生41人が参加。午前中は出羽庄内森林組合のメンバー4人が講師を務め、同土地改良区が所有する大鳥地区の水源涵養(かんよう)林で間伐作業体験や大鳥自然の家で間伐材を利用し本立てを作製した。このうち、間伐作業では、はじめに森林組合のメンバーがチェーンソーで約12メートルの杉の木を伐採するデモンストレーションを披露。続いて、児童たちは4―5人のグループに分かれ、のこぎりを使った杉の間伐に挑戦。講師から「のこぎりを水平にして」などとアドバイスを受けながら、力強くひいた。作業を始めてから30分ほどたつと、「バリバリ」と乾いた音を立てて木が倒れ、周囲からは「やったー」と児童たちの歓声が上がっていた。

 5年生の大滝果林さん(10)は「木を切ることはとても大変だったけど、木が倒れるときは迫力があってやりがいがあった」と話した。

 午後からはマイクロバスで移動しながら赤川頭首工や湯野沢分水工を見学した。

水源涵養林の間伐作業を体験する東郷小の児童たち
水源涵養林の間伐作業を体験する東郷小の児童たち



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