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2012年(平成24年) 11月17日(土)付紙面より

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つや姫「いい匂い」 いずみ保育園児おにぎり作り挑戦

 鶴岡市農業委員会食育・地産地消専門委員会(武田三喜子委員長)主催の「つや姫でつくるおにぎり教室」が16日、鶴岡市羽黒町市野山の市立いずみ保育園(新田恵子園長、園児93人)で行われた。年中組の4歳児たちがつや姫の新米でおにぎり作りに挑戦した。

 教室は、同専門委員会が食育による子供の健康づくり、米の消費拡大などを目的に今回初めて企画。この日、市農委メンバー10人が保育園を訪問し、年中組27人を前に「つや姫は県の許可をもらわないと育てられません。農薬は決められた量しか使わず、おいしさのレベルが低いと買い取ってもらえない決まりがあります」と説明した。

 続いて園児の代表が保育士や農業委員と一緒に米とぎに挑戦し、他の園児が見学した。その後、5班に分かれておにぎり作りを開始。つや姫は農業委員の一人が栽培した新米約10キロを保育園に持ち込んだ。

 園児たちは「熱い、熱い」「でもいい匂い」と話しながら、炊きたてのつや姫をラップに包み丸いおにぎりをいくつも握った。保護者で参加した高橋利恵さん(44)は「子供たちはご飯が大好き。ブランド米と分かっているのか、つや姫は特に喜ぶ。塩を少しかけただけで食べたりしている」と話していた。

 おにぎりは昼ご飯に児童と職員、農業委員、保護者が一緒に食べた。

「熱い、熱い」と大騒ぎしながら園児と保護者、市農委メンバーなどがおにぎりを作った
「熱い、熱い」と大騒ぎしながら園児と保護者、市農委メンバーなどがおにぎりを作った


2012年(平成24年) 11月17日(土)付紙面より

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県ドクターヘリ運航開始 救命、後遺症軽減へ

 県内のほぼ全域を30分以内でカバーするドクターヘリの運航開始式が15日、山形市青柳の基地病院となる県立中央病院ヘリポートで行われ、関係者が就航を祝った。午後には置賜地区で発生した山岳事故に初出動した。

 ドクターヘリは、県民が安心できる社会の実現に向け、傷病者の救命、後遺症の軽減などを目的に、県が本年度約1億8900万円の予算を計上し導入。基地病院となるヘリポートも県立中央病院敷地内に整備した。

 ヘリコプター(ユーロコプターEC135)と操縦士、整備士などは、ドクターヘリ就航に実績がある東邦航空(本社・東京)に委託。フライトドクター7人とフライトナース8人は県立救命救急センターを主に確保した。

 10月には県内12消防本部の通信司令担当者を集め、出動要請に関する研修会を開催したほか、22日から今月7日まで実際にドクターヘリを使った実機訓練を県内全域で実施してきた。

 開始式には、県や病院関係者、各消防本部職員ら約110人が出席。吉村美栄子知事が「今年3月に導入を決めてから、短期間で運航開始となったのは関係者の努力のたまもの。安全を第一にチームワークで頑張ってください」とあいさつ。テープカットの後、パイロットやフライトドクター、フライトナースらスタッフ紹介が行われた。

 就航したドクターヘリは、双発機で時速約200キロ。基地のある中央病院から酒田市まで約30分、飛島まで約40分で到着。県内756カ所に臨時着陸場(ランデブーポイント)を選定。消防職員に限らず自治体職員、民間人も着陸地の安全管理を支援する全国初の試みとなる「山形方式」で運航される。

 ドクターヘリは、現在、全国31都道府県で就航。日本海側では島根県、秋田県、新潟県に次いで4番目。

就航したドクターヘリと搭乗スタッフ
就航したドクターヘリと搭乗スタッフ



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