2012年(平成24年) 11月22日(木)付紙面より
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鶴岡市の加茂水産高(長谷川賢校長)で20日、新巻きザケ作りが行われ、同校海洋資源科の2年生たちが交流を深めながら、新巻きザケ作りに取り組んだ。
同校では毎年この時期、生徒同士の交流や授業内容の理解を深めようと、同科食品系の生徒が同科アクアライフ系の生徒に新巻きザケ作りを教えている。
この日は食品系の生徒18人、アクアライフ系の生徒12人の計30人が参加。サケの腹から内臓などをきれいに取り除いて水洗いし、まんべんなく塩を塗り込むなどしていた。食品系の生徒たちは「身を傷つけないようにね」などとアドバイスしたり作業を手伝うなどサポートした。
食品系の田嶋成都君(16)は「教えるのは難しかったが、授業内容を復習できたので良かった」、アクアライフ系の庄司尚哉君(17)は「サケのえらを取るのが難しかった。おいしい新巻きザケになってほしい」とそれぞれ笑顔で話していた。