2012年(平成24年) 11月29日(木)付紙面より
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鶴岡工業高等専門学校の生徒らによる出前実験「かがくマジック」が28日、鶴岡市下川のひばり保育園(佐藤佐津子園長、園児126人)で開かれ、年長児約30人が実験などを通して科学の楽しさに触れた。
園児たちに科学に興味を持ってもらおうと、県内の中学校などで出前実験を行っている同校に同保育園が依頼し、初めて行われた。
この日は、同校の瀬川透教授と専攻科の1年生計9人が訪問し、液体窒素で凍らせた花を手で砕いたり、ドライアイスやでんぷんなどを使った実験を園児たちと行った。
このうちでんぷんを使った実験では、水とでんぷんを一定の割合で混ぜた溶液の上で、園児たちが沈まないように一生懸命に足踏み。園児たちは「すごいすごい」などと歓声を上げながら楽しんでいた。平沢ルナちゃん(6)は「沈まないように一生懸命走ったよ。楽しかった」と笑顔で話していた。