- 音声ブラウザをご利用のお客様向けのリンクです。
- 本文へジャンプする
荘内日報ニュース
ページを移動する
2012年（平成24年） 12月11日（火）付紙面より
ツイート「３つの力」学び表現!! 鶴岡の高校生 書道や和太鼓披露
鶴岡市青少年育成市民会議（竹澤啓会長）主催の「第2回青少年ステージパフォーマンス」が8日、鶴岡南高の鶴翔会館で開かれ、市内の高校生たちが吹奏楽の発表や書道パフォーマンス、和太鼓の演奏を披露した。
同会議は、高校生の部活動を支援することで、子どもたちから「生きる力」「創り上げる力」「発表する力」の3つを学んでもらおうと、昨年からイベントを実施。
この日は3部構成で行われ、第1部では鶴岡南高吹奏楽研究会が「ダッタン人の踊り」「与作」など計6曲を演奏。第2部では市内の3校が書道パフォーマンス、第3部は加茂水産高和太鼓部が豪快な演奏を披露した。
このうちパフォーマンスでは、羽黒、庄内農業、鶴岡北の書道部が「友」をテーマに書道を披露。音楽に合わせて、5メートル四方の紙に「偶然じゃないこの出会い」「いつも傍にいてくれてありがとう」「かけがえのない絆でつながっている」など気持ちを込めて書き上げていた。作品が完成すると、会場からは大きな拍手が送られていた。
書道パフォーマンスを披露する高校生たち
2012年（平成24年） 12月11日（火）付紙面より
ツイート鶴岡に福招く
師走の鶴岡に福を招く「大黒様の御歳夜（おとしや）祭り」が9日、鶴岡市の中心商店街で行われ、市内の大黒舞の5グループで希望の商店で門付けで舞い、にぎわいを呼び込んだ。
「大黒様の御歳夜」は12月9日、大黒様の掛け軸などを掲げ、ハタハタや豆尽くしの料理を食べ、商売繁盛や子孫繁栄を願う庄内地方の伝統行事。「祭り」はこうした伝統を中心商店街のにぎわいづくりに生かそうと2005年から、市内のＮＰＯや商店街関係者らと実行委員会（渡部正芳代表）をつくり続けている。
この日は同市山王町の山王日枝神社（お山王はん）で神事を行い、藤沢、朝日、金峰神社、第二学区、藤島民謡会の5つの大黒舞グループがそれぞれ奉納演舞。引き続き、2―7人の各グループに分かれ、門付けを希望した市内の8商店街の計27カ所で舞った。
本格的な雪となったため、多くの店では大黒様に扮（ふん）した舞い手たちを店内に招き入れ、舞ってもらった。
同市山王町の小売酒販店経営、佐藤和子さん（78）は「日曜日は普段、休みだが、今日はこれが来るので店を開き、楽しみに待っていた。にぎやかにしてもらって心が浮き浮きしてくる。とてもうれしい」と話した。
また、山王町の五十嵐陶器店の「蔵ギャラリーゆい」では、鶴岡食文化産業創造センターが御歳夜の行事食に関するワークショップを開催。市内の旅館の女将らが講師となり、黒豆ご飯やハタハタ、焼き豆腐の各田楽、黒豆なます、納豆汁、米いりなどの料理のいわれなどを説明、試食した。
商店内で大黒舞を披露、福を招いた＝鶴岡市日吉町
ページを移動する
当社サイト掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
