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2012年(平成24年) 12月15日(土)付紙面より

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ヒラメの口は… 加茂水高生独自の実習 水族館でガイド務める

 鶴岡市の加茂水産高校(長谷川賢校長)で「水族館学概論」を学んでいる生徒たちが14日、近くの市立加茂水族館で加茂小学校(升川繁敏校長)5年生に館内の魚類を解説するなどガイド役を務めた。

 水族館学概論は2010年度、同校が加茂水族館の協力を得て初めて導入した独自の授業で、水族館業務や海生生物の飼育方法などを年間を通して学ぶ。水族館でのガイド実習は1年間の勉強の総まとめとして、生徒たちが取り組むもの。

 この日、同校の海洋環境科アクアライフ系の3年生17人が加茂小5年生14人を出迎え、館内を案内した。児童1人に生徒1、2人が付き、アオリイカやヒラメ、カレイ、イシナギ、マダコ、「県の魚」のサクラマスなど各水槽の前で、それぞれの生態や名前の由来などを解説した。

 生徒が「『左ヒラメの右カレイ』というヒラメとカレイの見分け方は有名だが、口の大きさでも見分けられる。ヒラメは獲物を丸のみし、カレイは口が小さいのでかじり取る」と説明すると、児童から「へえー」と感心する声が上がっていた。

 加茂水産高の佐藤真生君(18)は「ガイドは難しいけど、1年間勉強してきた集大成を教えるのが楽しい。子供のさまざまな反応も伝わってくる」と笑顔。加茂小の阿部安莉さん(11)は「魚を指さしてくれたり、とても勉強しやすい。初めて知ることも多くてとても楽しい」と話していた。

加茂水産高の生徒たちが児童たちに魚の生態などを解説した
加茂水産高の生徒たちが児童たちに魚の生態などを解説した


2012年(平成24年) 12月15日(土)付紙面より

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本社主催酒田芸能大会 “地元のスター”魅了

 第29回歳末助け合い酒田芸能大会が14日、酒田市の希望ホールで開かれた。“地元のスター”たちが華やかな踊りと自慢の歌声を披露し観客を魅了した。

 地域福祉の一助にと、荘内日報社(橋本政之社長)が同市内や近隣町の舞踊団体、カラオケ愛好団体などに呼び掛け、1984年から毎年この時期に開催している。年末恒例の「芸能の祭典」としてすっかり定着しており、例年多くの芸能ファンでにぎわう。

 今回は市内外の20団体4個人が出演。午前10時半、閑流の5人による踊り「流れて津軽」で開幕し、延べ約140人が日頃の稽古の成果を披露した。

 会場を埋めた観客は、踊りや歌が終わるたびに大きな拍手を送り、知り合いなどの舞台では花束や「おひねり」をステージに載せる人も。計63演目、5時間余りに及ぶ長丁場にもかかわらず熱心に見入り、“プロはだし”の芸に酔いしれた。

 大会の収益金の一部は後日、酒田市社会福祉協議会に寄付される。

華やかな舞台を繰り広げた酒田芸能大会
華やかな舞台を繰り広げた酒田芸能大会



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