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2012年(平成24年) 12月19日(水)付紙面より

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ディーオと交流 押切小 モンテ応援給食

 三川町の押切小学校(坂本慶治校長、児童144人)で17日、「モンテディオ応援給食」が行われた。J2モンテディオ山形の選手たちが「山形で食べたうまいもの」として挙げた牛肉やそば、お米などが給食の献立として出され、児童が味わった。また、M山形のマスコット・ディーオが同校を訪れ、児童と交流した。

 応援給食は、M山形を運営する県スポーツ振興21世紀協会と県内の各小学校が連携し、11月末ごろから実施している。モンテ選手のように強い体をつくるため、児童たちから食事に関心を持ってもらうとともに、J1昇格を目指すM山形を応援するもの。

 M山形の本拠地天童市で行われた選手へのアンケートを基に、押切小栄養教諭の高橋智里さん(32)がこの日のメニューを考えた。献立は牛肉の甘辛炒め、山形そばサラダ、里芋汁、ご飯、牛乳、リンゴの6品。

 全児童がランチルームでおいしい給食を味わっているとディーオが登場。各テーブルを回りながら児童の頭をなでたり服を引っ張ったりと、じゃれ合いながら交流した。ディーオがおどけたしぐさを見せると、あちこちで児童たちの笑い声が響いていた。

 ディーオへの質問コーナーでは、「風邪をひかないためには」といった児童の質問に、ディーオはホワイトボードに「山形のおいしい野菜と果物を食べれば風邪なんかひかない」と書き、拍手を受けていた。5年生の梅津りわさん(11)は「ディーオは大きくてびっくりしたけど、とても面白かった。また来てほしい」と話していた。

M山形のマスコット・ディーオと児童がじゃれ合いながら交流した
M山形のマスコット・ディーオと児童がじゃれ合いながら交流した


2012年(平成24年) 12月19日(水)付紙面より

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命の尊さ学ぶ ハタハタの人工授精体験 西荒瀬小5年生

 酒田市の西荒瀬小学校(工藤健一校長)で17日、5年生児童16人がハタハタの人工授精に挑戦した。児童たちは校内に設置した水槽で成長の様子を観察していく。

 海洋生物の保護や環境教育を行っているNPO法人・みなと研究会(守屋元志代表理事)のハタハタ増殖の調査研究の一環。同校は2009年シーズンから、同法人の産卵床製作に協力したり、酒田北港西護岸にハタハタの壁画を描くなどの体験活動を繰り広げている。人工授精体験は、児童から命の尊さを知ってもらうとともに、地元の海に生息する生物に理解を深め故郷を愛する心を養ってもらおうと、同法人と同校が09年から企画している。

 この日は、守屋代表理事ら法人会員4人が水揚げしたばかりのハタハタ数十匹を持参し同校を訪問。最初に守屋代表理事が「雌から取り出した卵塊(ブリコ)に、雄の腹にある生殖突起から出る白子をかける。1つのブリコに3、4匹の雄の白子をかけて」と授精の仕方について解説した。

 その後、児童たちは4班に分かれ、ブリコを取り出したり、白子をかける作業を体験。児童たちはまず、ぬるぬるしたハタハタをつかむのに悪戦苦闘。それでも頭と尾を持ってブリッジさせるように雌からブリコを取り出した後、雄の白子を次々とかけた。

 また、ブリコ、白子を取り出した後のハタハタを水の張ったバケツに戻すと、その泳ぐ姿に「すごい」と歓声を上げていた。守屋代表理事によると、順調にいけば来年2月中旬ごろにふ化する予定という。放流サイズになった段階で海に放すことにしている。

ハタハタの人工授精を行う西荒瀬小の児童たち
ハタハタの人工授精を行う西荒瀬小の児童たち



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