2012年(平成24年) 12月20日(木)付紙面より
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鶴岡市藤島地域の長沼温泉ぽっぽの湯で、「つや姫」を使った新しい「つや姫パン」シリーズ3種類が登場し、人気となっている。
ぽっぽの湯では「つや姫」が藤島地域で育種されたことにちなみ2010年12月から、「つや姫」の米粉100%の「吟醸パン」(吟醸酒の酒かす入り)と「揚げパン」の2種を販売。もちもちした食感や良い香りなどが好評だったが、さらに親しんでもらえるものをと模索していた。
新シリーズは「メロンパン」「ジャムパン」「あんパン」の3種で、先月半ばから販売。これまでと同様、米粉パンで実績のある「ナカムラヤ」(本店・同市みどり町)が開発したもので、いずれも「つや姫」の米粉と小麦粉を50%ずつ使い、もちもちした食感を生かしながら低コストに抑えた。ジャムはりんごジャム。
栗本久支配人は「特にメロンパンはフワフワ、もちもちした食感が好評で、よく売れている」という。この3種の販売はぽっぽの湯だけで、土日・祝祭日の限定販売となっている。価格はいずれも120円。問い合わせはぽっぽの湯=電0235(64)4126=へ。
2012年(平成24年) 12月20日(木)付紙面より
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鶴岡東高(齋藤哲校長)で18日、公益財団法人山形県アイバンクの「目の健康教室」が開かれ、特進科の1年生たちがコンタクトレンズの正しい使い方などを学んだ。
県アイバンクは、若い世代に目の大切さなどを知ってもらおうと、県内の高校で講座を開催。同校では2006年から毎年、鶴岡朝暘ライオンズクラブを通じて講座を受け入れている。
この日は特進科の1年生46人が参加。山形大医学部付属病院眼科医の難波広幸さんが講師となり、コンタクトレンズの正しい使い方やケア、国内の角膜移植の現状などを説明した。
難波さんはコンタクトレンズの使い方について、「レンズの長時間使用や洗浄不良などによりアレルギーや角膜感染を引き起こす。定期的に受診するなどし、ケアに気を配ってほしい」と呼び掛けた。
また、国内では年間1500から2000件の角膜移植が行われていることを説明した上で、「国内のドナーからの提供は1000件ほど、他は輸入した角膜を使用している」と角膜移植の現状について話した。
生徒たちはメモを取るなどして、熱心に聞き入っていた。