2012年(平成24年) 12月22日(土)付紙面より
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「冬至」の21日、鶴岡市長沼の「長沼温泉ぽっぽの湯」(栗本久支配人)で、恒例の「ゆず湯」のサービスが行われた。入浴客がユズの香りを楽しみながら、体の芯まで温まっていた。
冬至は二十四節気の一つで、北半球では最も昼が短く夜の時間が最も長くなる。この日にゆず湯へ入るのは「冬至」と「湯治」を掛けており、ユズには「融通が利くように」といった願いが込められている―という説がある。
「ぽっぽの湯」では入浴客から元気に冬を過ごしてほしいと、2000年のオープン当初から毎年このサービスを実施。今年は約100個のユズを用意し、ネットに入れて湯に浮かべた。
入浴客たちは漂うユズを眺めたり、匂いを嗅いだりしながら「良い香りだのー」「体が芯まで温まりそうだ」などと話しながら、気持ち良さそうに湯に漬かっていた。
2012年(平成24年) 12月22日(土)付紙面より
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庄内地方の小学校44校で21日、2学期終業式が行われた。また、2学期制を実施している15校でもこの日から約2週間の正月休みに入った。
鶴岡市立大山小学校(富樫均校長、児童359人)では、午前8時半ごろから体育館で始業式が行われた。はじめに児童を代表して水野緋音さん(2年)と小林恋華さん(4年)の2人が「持久走と九九、詩の暗唱の3つのことを頑張った」、「学習面で苦手な算数を克服するため、毎日、宿題の後に一人勉強した」などと2学期に頑張ったことを発表した。続いて、富樫校長が「2学期は、頑張った分だけ大きく成長できたと思う。1年間のまとめとなる3学期も一生懸命に生活を送ってほしい」とあいさつした。その後、1年1組のクラスでは、担任の先生から正月休みの過ごし方について説明を受け、児童たちは「はーい」と元気良く手を挙げて返事をしていた。
庄内教育事務所によると、3学期制を実施する小学校ではこの日を皮切りに26日までに全ての学校で終業式が行われる。3学期は来年1月7―10日にスタートする。