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荘内日報ニュース


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2012年(平成24年) 12月5日(水)付紙面より

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天主堂のツリー点灯

 鶴岡市馬場町の鶴岡カトリック教会天主堂(国指定重要文化財)脇にクリスマスツリーがお目見えし、3日夕から点灯がスタート、平和への願いを込めた光を放っている。

 同教会には以前、高さ20メートルを超えるヒマラヤスギがあり、クリスマスシーズンには電飾を施され「ジャンボツリー」として市民に親しまれた。しかし、古木となって風で倒れる心配もでてきたため、2001年に伐採。その後、天主堂脇にモミノキが植えられ、高さ8メートルほどに成長した09年から“2代目”のツリーとして飾り付けている。

 今年は、先月18日に信者たちが長い棒などを使い、モミノキにLED電球などを飾り付けた。

 3日は、キリスト教でクリスマスの準備が始まる待降節第1主日(今月2日)の翌日。家族連れの信者たちが午後4時半ごろから祭礼に続き、「5、4、3、2、1…」とカウントダウン。青や白のライトが一斉に点灯すると、「きれい」と歓声が上がった。

 スリ・ワルヨ神父は「クリスマスはキリストの誕生を祝う祭り。争いの多い世界に、平和や愛が満ちるように、キリストの光を分かち与えたい」と話した。

 ツリーは今月末ごろまで毎日、日没時から約6時間、点灯している。

天主堂(奥の白い建物)の脇で、平和への願いを込めて輝き始めたツリー=3日午後5時ごろ
天主堂(奥の白い建物)の脇で、平和への願いを込めて輝き始めたツリー=3日午後5時ごろ


2012年(平成24年) 12月5日(水)付紙面より

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心込め縁起物準備

 鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)で3日、破魔矢などの縁起物作りが始まった。神職たちが破魔矢に絵馬やお札を結びながら、「来年が平安な年でありますように」と心を込めて作業を進めている。

 同神社は今年、来年の干支(えと)・巳の土鈴や張り子などの「干支物」を含む縁起物約5000体を用意。今月15日まで製作し、29日の清め祓(はら)い式(入魂式)で清め、多くの初詣客が足を運ぶ正月三が日に備える。

 縁起物作りは同神社斎館で行われ、初日は2人の神職が魔をはらう「破魔矢」などに「家内安全」「開運招福」などと書かれたお札、絵馬、張り子などを丁寧に取り付けていた。権禰宜の石原和香子さん(26)は「若い人も縁起物に興味を持ち、飾り方などを尋ねてくる。家内安全でありますように、と願いながらお授けしている。平安な一年を送ってほしい」と話した。

 同神社は来年の正月三が日の人出について「天候次第だが例年並みの7万5000人を見込んでいる」としている。

荘内神社で破魔矢などの縁起物作りが始まった
荘内神社で破魔矢などの縁起物作りが始まった



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