2012年(平成24年) 12月7日(金)付紙面より
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鶴岡市内で和裁とリフォームを学んでいる人たちの作品展「つくる楽しみ、出来た喜び」が、同市上畑町のNHK鶴岡支局つるおかギャラリーで開かれ、浴衣や祝い着、着物地をワンピースに仕立てた作品などが、手作りの楽しみを伝えている。
和裁・洋裁講師の山口淑子さん(同市上畑町)からNHK文化センター庄内教室で「楽しい和裁」「すてきなリフォーム」を学んでいる受講生たちの作品展。合わせて約20人が約130点を出品した。
和裁では、近年は「赤川花火に着たい」と若い人を含め作製希望者が増えているという浴衣をはじめ、子供用の祝い着、上下に分かれた二部式着物、綿入れの袢纏(はんてん)などを展示した。
一方、リフォーム作品では、大島紬やかすりなどの着物地、帯などを使ったワンピースやブラウス、クッション、ランチョンマット、バッグ、アクセサリーなど、アイデアあふれる作品を展示した。
山口さんは着物について「着物は日本人の民俗衣装。着るとゆったりと気持ちが和らぐ。絶やさずに伝えていきたい」とする。また、リフォームについては「やっていると、次はこれを作ろう、次はこれと、次々にアイデアが出てきて楽しい。自分で考えたものが出来上がったときの喜びも大きい」と魅力を語る。
展示は9日まで。時間は午前10時―午後5時(9日は午後3時)まで。入場無料。
2012年(平成24年) 12月7日(金)付紙面より
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鶴岡市大宝寺町の大宝幼稚園(竹屋哲弘園長、園児98人)の「にこにこ発表会」が2日、市中央公民館で行われた。園児たちがかわいらしい踊りや創作劇などを大勢の観客の前で披露した。
発表会は、園児の感性を育み表現力を高めてもらおうと、毎年この時期に開催されており今回で29回目。園児たちは本番に向けて夏休み明けから少しずつ練習を始め、本番近くになると毎日稽古を重ねていたという。
今回のステージは3―5歳まで全園児が出演。満3歳児の踊り「みんなでわーお!!」で幕開けし、劇遊び「うさぎとかめ」(3歳児)、音楽劇「びっくりチュウチュウ ねずみのよめいり」(4歳児)、創作劇「ふしぎのくにのなかまたち」(5歳児)が次々と発表された。園児たちのかわいらしい姿に観客席を埋めた保護者たちは大きな拍手を送っていた。
また、PTAも歌と踊りを交えた寸劇を披露。フィナーレでは全園児がステージに登場し幼稚園の園歌を合唱した。