2012年(平成24年) 12月8日(土)付紙面より
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鶴岡市立加茂水族館(村上龍男館長)のクラゲ展示室「クラネタリウム」に、今年も恒例のクリスマスツリーが飾られた。イルミネーションや水槽の照明が付近を淡く照らす中、ツリーとクラゲの幻想的な競演が来場者を楽しませている。
同館は毎年この時期、イルミネーションで飾られたツリーを展示室内に飾り、クリスマスムードを盛り上げている。今年は高さ約2・5メートルのツリーがミズクラゲの大水槽前に設置された。
ツリーはきらきら光るひものようなラメッタ、球状や箱形のオーナメント(装飾)、クラネタリウムに合わせて青を中心とした100余りのイルミネーションで飾られた。淡い光が付近をぼんやりと照らす中、来館者たちはゆらゆらと漂うクラゲの姿や、きらびやかなツリーに見入っていた。
酒田市から来たという親子連れは「きらきら光ってきれいだね」と話し、ひと足早いクリスマスを楽しんでいた。ツリーは25日まで展示される。
2012年(平成24年) 12月8日(土)付紙面より
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酒田市の米粉調理実習が6日、同市の地見興屋小学校(齋藤明夫校長、児童43人)で行われ、4、5年生計14人が「米粉のチーズケーキ」作りに取り組んだ。調理後に試食。「おいしい」の大合唱が巻き起こった。
米粉の普及・定着をより一層図るとともに、食育活動の一環として市米消費拡大協議会(会長・本間正巳市長)が市内の小学校で開催している。
この日は、庄内みどり農協女性部の小野真由美部長と事務局の小松紀子さんが同校を訪問。米粉と生クリームを合わせたものにクリームチーズと砂糖を入れ、なじませてからさらに泡立て器でクリーム状になるまで混ぜ、それを陶製のカップに入れてオーブンで焼くまでを指導した。
子供たちは、とろとろになった材料をスプーンでカップに移し、予熱したオーブンに入れた。焼き上がるまでの約20分間を利用し米粉の勉強。市農政課の担当者から、製粉技術が向上して今では小麦粉の代わりとしてほとんどの料理に使えることや、同市が県内の米粉先進地で今年は約900トンを収穫したことなどを学んだ。
その後、焼き上がったばかりで熱々のチーズケーキを試食。志田陽平君(11)は「最高。焦げ目のところが特においしい。家でも作りたい」と話していた。