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2012年(平成24年) 3月25日(日)付紙面より

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「復興目指す社会に貢献」 公益大卒業式

 東北公益文科大(黒田昌裕学長)の2011年度卒業式・大学院修了式が24日、酒田市の公益大公益ホールで行われ、学部生169人、修了生4人が社会に船出した。

 式典には学校関係者のほか来賓や保護者ら計約500人が出席。卒業生、修了生一人一人の名前が読み上げられ、卒業生総代の匹田枝里さん(22)=鶴岡市出身=に卒業証書、修了生総代の伊藤美佐子さん(31)=鶴岡市職員=に修了証書が黒田学長から手渡された。

 優秀賞3人、理事長賞、学長賞、後援会長賞各1人を表彰した後、黒田学長が「諸君はこの大学で4年間、真に安全、安心で豊かに生活できるシステムを、社会にデザインすることに取り組んできた。そこで学んだことを今度は、より良い社会をつくるために生かしてほしい」と式辞。高橋節副知事が吉村美栄子知事の祝辞を代読し、阿部寿一酒田市長がお祝いの言葉を贈った。

 卒業生代表の長内虹愛菜さん(22)=秋田県大館市出身=が「遊びも勉強も、今しかできないことに夢中になれたときだった。本学で学びに誇りを持ち、これからは社会人として自分色の公益で、復興を目指す社会を担う一員として貢献するため、日々精進する」、修了生代表の滝口克典さん(38)=東根市出身、ぷらっとほーむ共同代表=が「研究に行き詰まり、挫折しながらも何とか乗り越え、今日を迎えることができた。今後はそれぞれの地域、職場、研究の場で、公益学の実践者としての使命を自覚し、研さんをを重ねる」と、それぞれ決意を述べた。

 最後に新田嘉一理事長が「公益とは自立して生きること。世界の民族を相手に生きる度胸、器量、感性を自分で磨き養い、頑張って幸せになってほしい」と、はなむけの言葉を贈った。

卒業生代表の長内さんが決意を述べた
卒業生代表の長内さんが決意を述べた


2012年(平成24年) 3月25日(日)付紙面より

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かれんな花々魅了 庄農らん展25日まで

 鶴岡市の庄内農業高校で24日、「庄農らん展」が始まり、生徒たちがバイオ技術を駆使して育て上げたかれんな花々が、訪れた愛好者たちの目を楽しませている。

 同校園芸科学科で取り組んでいるラン栽培の成果を見てもらうとともに、地域に開かれた学校づくりの一環として毎年この時期に開かれており今回で12回目。生徒昇降口付近の「コモンホール」を会場に、生徒が育てたカトレアやシンビジウム、コチョウランなど約100鉢と、鶴岡市内のラン愛好グループの賛助作品約100鉢がずらりと並んだ。

 生徒たちが育てたランは、優良株を大量に育てるために種子が入っているさやをエチルアルコールで消毒して培養する「無菌播種」などの技術を使い、1年かけて10センチほどまで成長させた。これをさらに土植えし、温室で温度管理しながら3―5年ほど育て開花させたもの。先輩から受け継ぎ、大事に育ててきたという。

 会場には紫や白、だいだいなど色鮮やかな花を咲かせたランが飾られ、一部は即売された。午前中から大勢の地元住民や愛好者が足を運び、一つ一つをじっくり観賞し、気に入ったものを購入していた。

 このほか、同校フラワーデザイン部の押し花作品や美術同好会の絵画なども展示された。「庄農らん展」は25日も開かれる。

園芸科学科の生徒たちが丹精込めて育てたランが来場者を楽しませた=24日
園芸科学科の生徒たちが丹精込めて育てたランが来場者を楽しませた=24日



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