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2013年(平成25年) 1月16日(水)付紙面より

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一撃一撃気合込め 少林寺拳法鏡開き

 酒田地区少林寺拳法協会(佐藤茂会長)の鏡開き式が14日、酒田市松陵学区コミュニティ防災センターで開かれ、出席した拳士たちが演武披露などで今年1年の精進を誓った。

 新年のスタートに当たって決意を新たにしようと、毎年この時期に鏡開き式を開催している。酒田中部クラブ、酒田宮野浦少年団、鶴岡中部クラブ、酒田光陵高校少林寺拳法部の4支部計約80人が出席した。

 少林寺拳法「聖句・誓願・道訓・信条」を唱和する「鎮魂行」に引き続き、少年拳士たちが基本の突きと蹴りを披露した。門人を代表し宮野浦少年団支部長を務める加藤明男さん(大拳士5段)が「自己を高め、修練に励みたい」と述べ、「今年は県大会が酒田で開催される。素晴らしい大会にするべく準備を進めるので、今後とも指導を願う」と年頭あいさつした。

 佐藤会長は、寒稽古の持つ意義を紹介した上で、「今年も精を出して頑張ってほしい」とあいさつ。その後、児童・生徒と一般の拳士がそれぞれ演武を披露。拳士たちは一撃一撃に気合を込めながら、鋭く突きや蹴りを繰り出していた。

少年拳士たちが突きや蹴りを披露
少年拳士たちが突きや蹴りを披露


2013年(平成25年) 1月16日(水)付紙面より

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ハウスの中は「早春の息吹」 促成栽培のウルイ遊佐で収穫本格化

 遊佐町で促成栽培ウルイの収穫作業が本格化している。もみ殻の中から掘り出されたウルイは、透き通るような純白の茎と、優しい薄緑色をした葉のコントラストが鮮やかで、早春の息吹を感じさせている。

 ウルイは、ユリ科ギボウシ属の多年草・オオバギボウシの若葉。同町での促成栽培は山間部で、30年余り前から始まった。2年前の春に株分けしたウルイを前年晩秋から順次、ビニールハウスに移植してもみ殻をかけ、地中に通したパイプにお湯を流すなどして床を15度前後に暖めながら1カ月ほど育て、30センチ程度になったものを収穫する。

 冬の農閑期に収入を得られるのが魅力。同町では近年、JA庄内みどり鳥海山菜専門部(村上専之助専門部長)の三十数人が約5・5ヘクタールで栽培、年間約30万パック(100グラム詰め)を主に首都圏に出荷しており、全国トップクラスの品質と収穫量を誇る産地になった。

 促成栽培のウルイは癖がなく、サクッとした歯応えと軽いぬめりが特徴。あえものや浅漬け、油炒め、天ぷらなどのほか、生でも食べられる。

 同町白井新田の農業・金野勝彦さん(59)は20年ほど前から、自宅そばのハウスで栽培。今季は例年並みの12月10日ごろに初出荷した。「昨年夏の高温と乾燥の影響が心配だったが、生育はほぼ順調」とし、「遊佐のウルイは無農薬。私は、みそマヨネーズを付けて生のまま食べるのが一番好き」と話している。収穫は4月上旬まで続く。

もみ殻の中から薄緑と純白の対比が鮮やかなウルイを収穫する金野さん=15日午前
もみ殻の中から薄緑と純白の対比が鮮やかなウルイを収穫する金野さん=15日午前



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