2013年(平成25年) 1月22日(火)付紙面より
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鶴岡第四中学校の生徒たちが20日、学区内の独居老人宅やごみステーション周辺などで除雪ボランティアを繰り広げた。
市第四学区社会福祉協議会(齋藤榮三郎会長)の呼び掛けに基づき、2004年度から生徒有志の活動として毎年続けている。今年は1、2年生を中心に生徒約50人のほか、民生児童委員や保護者、鶴岡警察署の関係者ら大人約50人の計約100人が参加した。
午前9時に市第四学区コミュニティセンターに集合。齋藤会長から「みんなが来るのを楽しみにしているおじいちゃん、おばあちゃんもいる。会ったら『おはよう』などと声を掛けて」など話を聞いた。その後、5人前後のグループに分かれ、スコップやシャベルを手に学区内に繰り出した。
稲生一丁目と小真木原町に向かった男子3人は、ごみステーション9カ所と独居老人宅11カ所などを回り、玄関周りなどに積もった雪を手際よくかいていた。
生徒会長の秋葉広樹君(14)=2年生=は「部活単位で参加する人たちや、個々人で自主的に参加する生徒も多い。自分は地元の人たちを手助けできればと思って参加した。住民と触れ合えるのがうれしく、喜んでもらえると思うと、充実感がある。四中の誇りとして絶やさず続けていきたい」と話した。
2013年(平成25年) 1月22日(火)付紙面より
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三川町の小学生を対象にした「雪んこあそび」が19日、町公民館で開かれ、雪上かるた取りやスノーフラッグなど、子供たちが雪国ならではの遊びに歓声を響かせた。
町公民館の主催事業で、小学校低学年の単発イベント「ちびっこ元気塾」と、同高学年の通年登録イベント「元気っ子まなび隊」の合同活動として開催。約30人が参加し、5人ずつの6チームに分かれ、異年齢で交流しながら遊んだ。
雪上かるた取りは、雪上に置かれた段ボール製の大型の取り札を、チーム対抗で取り合うもの。「ちりも積もれば山となる」など読み上げられると、子供たちは一斉に走り、ヘッドスライディング。「やったー」と歓声を上げていた。
そのほか、雪に突き立てた旗を取り合うスノーフラッグ、雪灯籠作り、つきたての餅の会食などを行い、夕方には雪灯籠にろうろくの火を入れ、雪国ならではの楽しいひとときを過ごした。