2024年11月26日 火曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2013年(平成25年) 12月14日(土)付紙面より

ツイート

最近の学校生活を拝見 「ママ家」利用者が櫛引西小へ

 老人福祉介護事業の互恵(鶴岡市常盤木、小林和紀社長)が運営する同市櫛引地域の「グループホームママ家」「コミュニティママ家」の利用者が12日、近くの市立櫛引西小学校(齋藤明夫校長、児童192人)を訪問し、保護者に交じって授業参観した。

 地域との交流の一環として、同校の授業参観日に合わせて今回初めて企画した。この日、両施設の利用者計12人が同校を訪れクリスマスコンサートに参加。児童たちの金管バンドの演奏を聞いた。

 その後、コミュニティママ家の利用者6人が保護者に交じって授業参観。6年生の国語や算数の授業で、児童たちが教科書を読み上げたり、黒板の字をノートに書き写したりする姿を見守った。20年ほど前まで小学校の教員だったという80代女性は「最近の子供たちは体が大きくて驚いた。授業内容も全く違っていて分からなかった」と笑っていた。

 このほか体育館で4年生の体育などを見学。体の小さな児童が高い跳び箱を越える様子に感心した声を上げていた。

授業参観するママ家の利用者(奥)。6年生の算数を興味深そうに見守った
授業参観するママ家の利用者(奥)。6年生の算数を興味深そうに見守った


2013年(平成25年) 12月14日(土)付紙面より

ツイート

サンタさん届けてね!! 台風被害のフィリピンへ

 鶴岡市下川のひばり保育園(佐藤佐津子園長、園児120人)の「クリスマスお遊戯会」が13日、同園で開かれ、年長児24人が、台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンの人たちに届けたいと集めた募金を、一足早くやって来たサンタクロースに託した。

 募金は、年長組「ぐんぐん組」の園児たちが自分たちから「やろう」と言い始めた。10月の台風26号による伊豆大島に続き、11月にはフィリピンでも大きな被害。テレビや新聞で嘆き悲しむ人たちの姿を見た園児たちが「募金を集め、世界中を回るサンタさんに届けてもらおう」と提案。11月半ばに牛乳パックでサンタの形をした貯金箱を作り、自宅に持ち帰り、家の仕事のお手伝いをしたときに保護者からもらったお金を貯めた。総額は1万6190円になった。

 クリスマス会で年長児24人は、ミニサンタの姿で登場。一人ずつ立ち上がっては「家族を亡くし、涙を流している人を見た」「悲しい思いをしている人を励ましたい」「募金をやろう」「食べ物や飲み物、温かい服を届けよう」「森や町が元通りになりますように」など、募金に取り組んだ経緯や、思いを紹介した。そして、フィリピンの人たちにという思いを込め、「世界中の子供たちが」と「ビリーブ」の2曲を歌った。「世界中のやさしさで、この地球をつつみたい」(ビリーブの一節、杉本竜一作詞)と声を張り上げて歌う様子に、胸を打たれ、涙ぐむ保護者もいた。

 その後、地元自治会長ら来賓が扮した3人のサンタが登場。園児の代表3人が「フィリピンに届けてください」と募金を託した。

 佐藤園長は「単にお金を送るのでなく、自分たちが思いを込めて働いた結果がお金になり、それを届ける形にしたかった」と今回の募金への思いを語った。サンタに託した募金は、NHK海外たすけあいを通じ、国際援助に生かしてもらう。

サンタの姿で「フィリピンの人たちに」という思いを込め歌う園児たち
サンタの姿で「フィリピンの人たちに」という思いを込め歌う園児たち



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field