2013年(平成25年) 2月11日(月)付紙面より
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鶴岡市高坂の県金峰少年自然の家で9、10の1泊2日にわたり、「わんぱく自然塾?冬の巻?」が開かれ、小中学生たちがチューブ滑りなどを通して冬山の自然を楽しんだ。
自然体験活動を通じて、協調性や自立心を学んでもらおうと、小学4年生から中学3年生までを対象に毎年開かれている。
今回は庄内地方一円と寒河江市から計13人の子どもたちが参加。初日はテント設営や腹ごしらえをした後、雪山でチューブ滑りや雪だるま作りを楽しんだ。
このうちチューブ滑りでは、子どもたちがチューブの上に乗り「速い速い!」と声を上げながら一気に坂を滑り下りた。中には2人、3人と数珠つなぎになって滑る子もおり、雪山には笑い声が響いていた。門脇功弥君(朝暘四小6年)は「スピードが出ると気持ち良い。また参加したい」と笑顔で話した。遊んだ後は、屋外でポークシチューを作って食べるなどして交流を深めた。2日目は金峰山の雪中登山をし、冬の自然を楽しんだ。
2013年(平成25年) 2月11日(月)付紙面より
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一緒にダンスを楽しむことで親子の絆を深めようという「親子でヒップホップダンス」が9日、酒田市総合文化センターで開かれた。市内全域から園児と小学生、保護者ら合わせて63人が参加。リズムに乗って体を動かし、心地よい汗を流した。
未就園児から小学3年生までとその親を対象に、市が2006年から毎年この時期に開いている。毎回好評を博しており、今年も申し込みが多く早々と定員に達した。
近年は、市内のダンス教室で講師を務めているスガワラトヨキさんが指導。この日も、ヒップホップ特有のリズムの取り方や足の運びといった基本の動作から始めた。
参加者たちは、その場で走っているように見せる「ランニングマン」の練習やストレッチ体操で十分に体をほぐした後、学んだ振りを曲に合わせて披露。前後左右にステップを刻んだりしながら軽快に動き回り、うっすらと汗をかいた。
父子で参加した深松みなみさん(9)=泉小3年=は「以前から踊ってみたいと思っていた。最初は難しかったけど、だんだん上手にできるようになった。楽しい」と感想。父親の克文さん(42)は少し息を弾ませながら「年を感じた」とした上で、「子供が大きくなるに連れて一緒に行動する機会が少なくなった。こういう時間を大事にしたい」と話していた。