2013年(平成25年) 2月2日(土)付紙面より
ツイート
県立鶴岡高等養護学校(山下敦校長)の生徒たちが31日、学校近くのお年寄り宅などで、除雪ボランティア活動を繰り広げた。
同校の生徒たちの半数以上が寄宿舎で生活していることを受け、地域に住む一員として社会貢献しようと、夏と冬の年2回に分けて毎年実施している奉仕活動の一つ。この日は1―3年生の寄宿舎生と教諭合わせて約35人が参加した。
生徒たちは3グループに分かれ、一人暮らしのお年寄り宅、ごみステーション、バス停の除雪作業に取り組んだ。このうち、お年寄り宅では、玄関先に積もった雪を手分けしてスコップやスノーダンプで取り除いていた。
3年生の荒川義樹君(18)は「雪が重くて作業が大変だったけど、ボランティア活動することはとても気持ちが良い。また、地域のために役立つことを何かできればと思う」と話していた。
2013年(平成25年) 2月2日(土)付紙面より
ツイート
節分を前に1日、鶴岡市の民田保育園(佐藤崇昌園長)で一足早い豆まきが行われ、園児と地域のお年寄りたちが交流した。
同保育園では、世代間交流として50年ほど前から毎年行っている恒例行事。この日は1―5歳の園児50人ほどと地域のお年寄りなど約40人が参加した。
園児たちの歌の発表、お年寄りと園児の触れ合い遊びの後、豆まきが行われた。鬼役の園児や同保育園の先生、地域のボランティア約10人が現れると、園児たちは大きな声で「鬼は外!福は内!」と豆に見立てた紅白の玉を一斉に投げた。中には鬼に驚いて泣きだす園児もおり、園内には笑い声が響いていた。豆まきに参加した長谷川明璃さん(6)は「とても楽しかった」と息を弾ませた。
豆まき後は、参加者たちがこま回しなどを楽しみ、交流を深めていた。