2013年(平成25年) 2月6日(水)付紙面より
ツイート
鶴岡市羽黒町荒川のファミリーマート羽黒荒川店(五十嵐奈緒店長)で3日、「一日こども店長」が実施され、地元の小学生2人がレジでの接客や飲料の品出しなどを体験した。
一日こども店長は、「気軽にこころの豊かさを」「おもてなしの心」を指針に活動しているファミリーマート(本社・東京都豊島区)の地域貢献活動の一環。地元の子供たちから店に関わってもらうことで、地域との親しみ、つながりを強めていくもので、全国の各店舗で展開している。
羽黒荒川店では今回初めて一日こども店長を実施。店内などで募集の告知をしたところ、近くの佐藤優冴君(羽黒二小4年)、聡哉君(同2年)の兄弟が務めることになった。
この日、優冴君と聡哉君はあいさつの練習で始まり、商品の品出しやレジでの接客、店内の清掃などを体験した。このうち品出しでは、飲料が並ぶ棚に隣接している大人も入れる冷蔵庫の大きさにびっくり。また、兄の優冴君は客からお金を預かり精算、お釣りを渡すなどレジ打ちもしっかり覚えた。
1時間ほどの“業務”を終えた2人は「レジに立つのは少し恥ずかしかったけど、とても楽しかった」と笑顔で話していた。同店では今後も「一日こども店長」活動を継続する。体験希望者は同店の五十嵐店長=電0235(78)0253=へ。
2013年(平成25年) 2月6日(水)付紙面より
ツイート
鶴岡市下川のひばり保育園(佐藤佐津子園長、園児124人)で4日、「へそまんじゅうパーティー」が開かれた。「鬼のまんじゅう屋さん」が園児たちに、ぽこっと“でべそ”が付いたおいしいまんじゅうをプレゼントし、園児がお礼に「鶴岡カミナリ音頭」を披露した。
今回のパーティーは、先月12日に鶴岡市で開催された「雷サミット12」で、同園の年長組が「鶴岡カミナリ音頭」を披露したことがきっかけ。会場ではサミットに合わせ、生地を盛り上げ“でべそ”を付けた中華まん風の「へそまんじゅう」が販売されていたが、ステージで準備していた園児たちが食べる間もなく、まんじゅうは売り切れてしまった。
「まんじゅう食べたかった」という園児たちの声を聞き、佐藤園長が販売元のヨコハウス庄内(横田俊雄社長、鶴岡市大宝寺町)へ「子供たちに食べさせられないか」と問い合わせたところ、同社が快諾。子供でも食べ切れるよう、サミットで販売したものより一回り小さい直径6センチほどの「へそまんじゅう」を約140個準備した。
この日のパーティーは、今月1日の同園節分行事で登場した暴れ鬼が、年長組の園児扮(ふん)する「雷の子」にいさめられ、一緒に踊って仲良くなったことのお礼にまんじゅうを持ってきた―という内容で子供たちに伝えられた。
横田社長と、サミット主催者を代表して鶴岡高専の安斎弘樹准教授が鬼の面を頭に載せて登場。さらに横田社長の知人が「鬼のまんじゅう屋さん」、保育士の1人が春の精「はるこちゃん」として園児たちの前に姿を現し、ユニークな踊りで爆笑を誘った。お返しに、年長組の女児が「鶴岡カミナリ音頭」を披露した。
その後、しょうゆ、塩こうじ、ココアの3種類のへそまんじゅうと、かわいいウサギが描かれたうさぎまんじゅうが用意され、横田社長や鬼が園児たちに配った。秋野とわちゃん(6)は「しょうゆ味を食べたよ。とてもおいしくて何個も食べられそう。鬼はお尻を振ったりで変な踊りだったけど面白かった」と笑顔を見せていた。