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荘内日報ニュース


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2013年(平成25年) 3月3日(日)付紙面より

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地域の除雪に汗 活動続ける鶴四中たたえる

 鶴岡「小さな親切」の会(会長・國井英夫荘内銀行頭取)は1日、長年にわたり地域の除雪ボランティアに取り組んでいる鶴岡市立鶴岡第四中学校(近藤直志校長、生徒406人)に実行章を贈った。

 「小さな親切」の会は1963年6月に発足。東京都千代田区に運動本部(田中義具代表)を置き、会員は全国に約26万人。全国の33道府県本部、153市町村支部が地域に根差した運動を繰り広げている。鶴岡「小さな親切」の会は荘内銀行に事務局を置き、毎年小さな親切を実践した個人、団体を本部に推薦している。本年度はこれまで53の個人、団体に実行章を贈っている。

 鶴岡四中は2004年度から生徒会が全校生徒に参加を呼び掛け、除雪ボランティアに取り組んでいる。本年度は1月20日(生徒約50人参加)、2月17日(同約60人参加)の2回にわたり実施。保護者や地域住民と協力しながら、学区内の高齢者宅周辺やごみステーションなどの除雪に汗を流した。

 この日、同校で実行章の贈呈式が行われ、生徒会を代表して生徒会長の秋葉広樹君(14)=2年=が実行章を受け取った。秋葉君は「地域の皆さんからお礼を言われるとうれしい。すがすがしい気持ちになる。これからも活動を続け、鶴四中の新しい伝統になれば」と話した。

生徒会長の秋葉君(左)が「小さな親切」の実行章を受け取った
生徒会長の秋葉君(左)が「小さな親切」の実行章を受け取った


2013年(平成25年) 3月3日(日)付紙面より

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きれいな小牧川に 松原小 学習成果を発表

 学区内を縦貫する小牧川を対象にした総合学習に取り組んでいる酒田市の松原小学校(冨樫春夫校長、児童559人)の4年生81人が28日、1年間の学習成果まとめ会を校内で開き、川をきれいに保つことの大切さを、あらためて確認した。

 同校では4年生が10年近く前から、地域住民らの協力を得ながら総合学習「小牧川を調べよう」に取り組んでおり、「ざっこしめ」を通して多様な生物がすむ川の魅力を感じ取っている。本年度は昨年6月、胴長靴を履いて川に入り、たもを使って魚介類を採取した。

 この日の「まとめ会」ではまず、小牧川で学んだことを一人一人が「川のはじっこの草の下に魚がいる」「胴長の履き方を初めて覚えた」「昔はとても汚い川だったことを知った」などとカードに書き入れ、▽小牧川の魚のこと▽ざっこしめのこと▽小牧川のこと▽その他―に分けてボードに張り付けた。

 続いて、小牧川で捕まえたトウヨシノボリやコイ、タイリクバラタナゴ、ヤツメウナギ、ハゼなど二十数種の魚介類を撮影した写真を児童が1枚ずつ担当して掲示。それを「川だけで過ごす」「川と海を行き来する」などに分類したり、体形の特徴でまとめたりした。

 また、この学習が始まった当初から指導している「小牧川の先生」今井努さんから、川に設置し魚の隠れ家になっている「そだ柵」について学習。そだ柵や川底に泥が堆積し、近年は柵周辺の魚の種類が減っていることなどを学んだ。

 最後に、来年の活動に向けて新4年生に伝えたいことをグループごとに記入。「なるべくたくさんの人が川の掃除に参加してください」「ごみを捨てないよう呼び掛けてほしい」「いろいろな種類の魚を捕まえてください」などと発表した。

「ざっこしめ」で捕まえた小牧川の魚を仲間ごとに分類した 
「ざっこしめ」で捕まえた小牧川の魚を仲間ごとに分類した 



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