2013年(平成25年) 6月21日(金)付紙面より
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鶴岡市観光物産課が製作した「鶴岡おもてなしエプロン」が19日、同市役所でお披露目された。今月22、23日に実施される「国際ノルディックウォークin湯野浜」(鶴岡市湯野浜)をはじめ、食に関するイベントを中心に使用される。
エプロンは今春、庄内映画村顧問で従撮画家の平野克己さんにキャラクターデザインを依頼して製作。鶴岡の夏の味覚を代表する「だだちゃ豆」をモチーフにしたキャラクターが、海水浴や温泉を楽しむイラストを採用した。
モスグリーンとピンクの2種類を計20着製作。市民などの前に初めてお目見えする「国際ノルディックウォークin湯野浜」では市職員がエプロンを着用し、参加者に浜鍋を振る舞うという。その後も「食の都・鶴岡」らしさをPRする市主催の各種イベントで活用していく。
市の担当者は「親しみやすさや動きやすさを考慮し、エプロンを製作することにした。楽しみどころが満載の鶴岡の魅力をPRしていきたい」と話した。
2013年(平成25年) 6月21日(金)付紙面より
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鶴岡市立湯野浜小学校(阿部美惠子校長、児童120人)の「砂の造形大会」が20日、同校近くの湯野浜海岸の砂浜で行われ、児童たちがイルカや海賊船など“砂のアート”に挑戦した。
1978(昭和53)年から続く同校の伝統行事で、地域の自然環境に親しみ、創造する喜びを体験してもらおうと毎年この時期に実施している。地元の建設業者が重機で作った砂山を、5、6年生が前日にある程度まで形を整えた。
全校児童が縦割り班の4グループに分かれ、各グループが事前に制作した粘土やイラストのイメージを元にシャベルなどで形を作り、仕上げに環境に害のない特殊なのりを溶いた白い液体を砂に掛けて固めた。
制作したのは長さ10メートルほどのイルカ、マンタ(イトマキエイ)、海賊船、ウミガメの4作品。海賊船には温泉マークの入った旗を掲げたり、ウミガメは20個ほどの卵も添えるなど趣向を凝らした。イルカ制作グループのリーダーを務めた菅原晴君(12)は「みんなで協力し合い、粘土で作ったものよりうまくできた。こんなに大きくてかっこいいイルカになるとは思わなかった」と笑顔で話した。
砂の造形作品は、海水浴場開きに向けた砂浜整備までの1週間ほど展示される。