2013年(平成25年) 6月4日(火)付紙面より
ツイート
庄内地方の各地区で2日、学区や地区単位の運動会が開かれた。初夏の日差しが降り注ぐ絶好の運動会日和に恵まれ、幼児からお年寄りまで幅広い世代が参加して地域の絆を確かめ合った。
鶴岡市の朝暘四小(矢口研一校長、児童524人)では、同校PTAの暘光会(横山真二会長)との主催で体育祭が同校グラウンドで行われ、児童や保護者ら1000人以上が参加。各学年の徒競走や親子種目、学区内を5ブロックに分けた対抗戦形式の玉入れ、百足(むかで)競走、綱引き、リレーなど22種目が繰り広げられた。
6年生の親子種目「タイフ?ン」は、親子2組4人で長い棒を持ちジグザグに走る競技で、大人と子供が息を合わせ左右に振られながらもターンを決めていた。
同校は湯田川、田川の両小学校と来春に統合するため、今回の体育祭のテーマに「ラスト・ラン」を掲げた。PTAの関係者は「各ブロックとも最後の体育祭で優勝しようと、気合が入っている。応援合戦もいつもより盛り上がっている」と話した。
2013年(平成25年) 6月4日(火)付紙面より
ツイート
ANA(全日空)の客室乗務員が3日、鶴岡市立荘内病院(三科武院長)を訪れ、患者たちの一日も早い回復を願って「幸福」の花言葉を持つスズランのしおりや鉢植えを贈った。
社会貢献事業として1956年から毎年、北海道産のスズランを全国の病院にプレゼントしており、庄内地方でも庄内空港開港の翌1992年から続けられている。今年は、北海道千歳市郊外で栽培された鉢植えのほか、客室乗務員がスズランの絵を入れてデザインし、人気アイドルグループ「AKB48」のメンバー8人とともにひもを結ぶなど手作業で作ったしおり2万枚が、全国の計47病院に贈られる。
この日、荘内病院にはANA客室乗務員の三浦祐子さんが石井祐司庄内支店長らと共に訪れ、AKB48の渡辺麻友さん、宮澤佐江さんのサイン入りを含むしおり200枚と鉢植え4鉢を三科院長らに寄贈。さらに三浦さんは8階休憩室で、同病院看護師の板垣希美さん、布施文歌さんと一緒に、「スズランの花言葉のように、たくさんの幸せと一日も早い回復を願っています」と、同階の入院患者6人にしおりを直接、手渡した。AKB48のサイン入りしおりをもらった女性患者は「うれしい」と顔をほころばせていた。
三浦さんはこの日、これに先立ち、酒田市の庄内空港で、日本海総合病院、同酒田医療センターの2施設の関係者にも、スズランのしおり計200枚と鉢植え6鉢を贈った。