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2014年(平成26年) 2月11日(火)付紙面より

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遊び通し 異文化体験 山形大農学部 留学生と小学生が交流

 庄内地方在住の外国人留学生と鶴岡市内の小学生の交流イベントが9日、同市の山形大農学部で開かれ、ゲームやティータイムを通じてコミュニケーションを深めた。

 県内の高等教育機関や経済、国際交流団体などで組織する県留学生推進協議会(会長・結城章夫山形大学長)が本年度、初めて鶴岡市と山形市、米沢市の3会場で企画した。留学生の円滑な受け入れを推進するとともに、次代を担う子供たちに国際感覚を養ってもらう狙い。

 この日は、外国人留学生が、山形大農学部の17人と鶴岡高専の4人の21人、小学生が約30人、両校の一般の学生約40人など約100人が参加。6グループに分かれ、自己紹介をした後、協力して大型のジグソーパズルを完成させ、お菓子を食べながら対話した。子供たちは最初、緊張した表情だったが、次第に打ち解け、会場は笑い声に包まれていた。

ジグソーパズルに取り組む留学生と小学生たち
ジグソーパズルに取り組む留学生と小学生たち


2014年(平成26年) 2月11日(火)付紙面より

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にぎわう大山新酒・酒蔵まつり

 鶴岡市大山地区で8日、「酒のまち」をPRする恒例の「大山新酒・酒蔵まつり」が開かれた。同地区にある4つの酒蔵を巡って新酒の試飲を楽しむ「酒蔵めぐり」や銘酒を堪能する「大山新酒を楽しむ会」などで、大勢の日本酒ファンが大山の酒を心行くまで楽しんだ。

 まつりは「酒どころ大山」のPRとともに地酒の消費拡大や地域の活性化につなげようと、実行委員会(斎藤勝元委員長)を組織して1996年から開催。蔵出しの寒仕込みの新酒が味わえるイベントとして人気があり、毎年隣県や関東、関西など県外からの参加者も多い。19回目となる今回は約2700人が参加。酒蔵めぐりは正午からスタートし、大勢の人たちが大山地区内の羽根田酒造(白梅)、渡會本店(出羽ノ雪)、冨士酒造(栄光冨士)、加藤嘉八郎酒造(大山)の4蔵元で新酒を味わった。

 この日は雪が降るあいにくの天候にもかかわらず、各蔵元の入り口には日本酒ファンが長蛇の列をつくった。今年は、酒蔵めぐりの前売り券購入者にプレゼントされた「蛇の目の盃」を持参した人には待ち時間にぬる燗も振る舞われた。試飲のほか日本酒の瓶詰め体験や焼き粕の振る舞い、仕込み水の試飲など蔵元ごとにさまざまなものが用意された。

 毎年来ているという鶴岡市切添町の三浦よしさん(56)は「今年の酒もおいしい」、友人と参加した東京都の相馬信喜さん(53)は「雪の中で寒さに耐えて飲む酒は感動のおいしさ」と新酒を堪能。また、仕事仲間と初めて訪れたという兵庫県の片岡宏文さん(33)は「お土産に購入したいがどれもおいしく、ベストな1本を選べない」、遊佐町の小松彩さん(25)は「待ち時間、前後の人と仲良くなれる。出会いも楽しい」とそれぞれ笑顔で話していた。

 このほか、大山コミュニティセンターでは4酒蔵の銘柄のオリジナルカクテルを楽しむカクテルコーナーや、いこいの村庄内では4蔵元をはじめ酒米「出羽燦々」を使った8銘柄の新酒を楽しむ「大山新酒を楽しむ会」などが開かれた。

雪が降る中、列をつくる参加者にぬる燗が振る舞われた=羽根田酒造
雪が降る中、列をつくる参加者にぬる燗が振る舞われた=羽根田酒造

「乾杯!」。仲間同士で乾杯しながら新酒を堪能する参加者たち=加藤嘉八郎酒造
「乾杯!」。仲間同士で乾杯しながら新酒を堪能する参加者たち=加藤嘉八郎酒造



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