2014年(平成26年) 1月28日(火)付紙面より
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鶴岡市堅苔沢の小堅保育園(鈴木博道園長、園児23人)併設の子育て支援センター・わんぱくルームの公開イベント「親子でギュッ!」が25日、市中央公民館で開かれた。園児と一般参加の未就園児たちが親子の触れ合い遊びなどで楽しいひとときを過ごした。
自然に恵まれた環境を生かして取り組む特色ある保育を紹介するとともに、親子で楽しめるイベントとして未就園児に開放しているわんぱくルームの拡大版。園児と保護者、市内から親子連れ約40人も参加した。
園児によるヒップホップダンスの発表に続き、リズム体操などを指導する市内在住の渡邊法子さんを講師に、手軽にできる触れ合い遊びを楽しんだ。手を上に真っすぐ伸ばしてバナナになった子どもの脇腹を皮をむくしぐさでくすぐったり、「空飛ぶじゅうたん」として新聞紙に乗った子どもを引っ張って回るバランス遊びなどを紹介。
最後は新聞紙を細かくちぎって“雪合戦”。大好きなお父さんやお母さんと心と体も触れ合い、子どもたちは大喜びしていた。
2014年(平成26年) 1月28日(火)付紙面より
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庄内地方の中・高校生を対象にした慶應義塾大先端生命科学研究所(冨田勝所長)の見学会が26日、鶴岡市大宝寺の同研究所などで開かれ、数百種類の物質を一度に測定するメタボローム解析装置やクモ糸の人工合成など世界最先端の研究に目を見張った。
同研究所は2009年度から「研究助手」、11年度からは「特別研究生」の各制度を設け、鶴岡中央、鶴岡南、羽黒、鶴岡東の各高校の生徒を受け入れ、最先端の研究に携わってもらっている。今回の見学会には庄内一円から生徒25人(中学生22人、高校生3人)、保護者19人が参加した。
初めに冨田所長が、テレビ番組の映像などを交え、メタボローム解析が医療や環境、農業など多彩な分野に応用研究が広がっていることや、「本当のブレークスルー(飛躍的な革新)は、最初はほらに聞こえる」「教育は教えることではなく、学ぶ面白さを伝えること」など、研究や教育に対する考え方を紹介した。
また、同研究所で研究している土田雄大さん(鶴岡中央高2年)が「普通の高校生が絶対にできないことをできる」、安達景都さん(鶴岡南高3年)が「自分のアイデアを生かし研究できる。将来の目標を見定めるのに役立った」など体験発表した。その後、スタッフの案内で施設内を巡った。