2014年(平成26年) 10月24日(金)付紙面より
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県産ヨーグルトを学校給食に提供する「ヨーグルト給食」が22日、酒田市の亀ケ崎小学校(岡部敦雄校長、児童513人)など市内の小中学校で始まり、子供たちが原料を含め酒田産の「鳥海高原ヨーグルト」を味わった。
学校給食の地産地消を促進する県の補助事業の対象品目に本年度、新たに県産ヨーグルトが加わったことを受け、市が市内の全小中学校(26小学校、8中学校)の児童・生徒、教職員合わせて約8900人に提供する。提供する鳥海高原ヨーグルトは、市の第三セクター「鳥海やわた観光」(和田邦雄社長)が同市八幡地区の生乳を原料に製造していているもの。22日の亀ケ崎、鳥海の2小学校を皮切りに、23日はその他の小学校と飛島中、来月20日は他の中学校で実施する。
初日のこの日、亀ケ崎小では全校児童に、地元産の野菜をふんだんに入れた根菜汁や同市産「はえぬき」のご飯などとともに提供。5年生の教室ではデザート感覚で食べ、「濃くておいしい」など笑顔が広がった。
5年生の須藤結瀬君(10)は「普段はあまりヨーグルトは食べないが、これはとてもおいしい。地元のものが給食に出るのは、とても良いことでは」と話した。