2014年(平成26年) 10月28日(火)付紙面より
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「山形つるおか新そばまつり」の皮切りとなる「ふるさとむら宝谷新そばまつり」が26日、鶴岡市宝谷のふるさとむら宝谷で行われた。行楽日和に恵まれ、大勢の家族連れが足を運び、地元産そば粉を使った打ちたて、ゆでたてのそばを味わった。
この日は正午の引き換えスタートを前に会場は食券を買う人で混雑。ざるそばとわんこそばの2種を中心に、つきたて餅や芋煮、「いなりそば」などを販売。屋外に設けたテーブル席でゆでたてを振る舞い、周囲ののどかな風景とともに行楽客が新そばを楽しんだ。市内から家族で訪れた女性(26)は「初めて食べたが腰があって、甘いたれとも合っておいしかった」と笑顔で話していた。
会場ではほかに、新そばの早食い競争、斜面を利用した長さ200メートルの流しそばなどのイベントも行われ、にぎわった。
つるおか新そばまつりは、作付面積県内一の「鶴岡産そば」のブランド化を図ろうと昨年から市内全域のそばまつりを連携して実施。今後は、越沢そばまつり(11月1、2日)、「田川森のふるさと村」新そばまつり(11月2日)、庄内あさひ新そばまつり2014(11月9日)のほか、11月9日まで市内のそば屋協賛17店舗でも鶴岡産の新そばを提供している。