2014年(平成26年) 10月29日(水)付紙面より
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庄内2市3町の議会議員に「食の都庄内」広報官を“委嘱”―。「食の都庄内」づくり推進会議会長の佐藤嘉高県庄内総合支庁長は27日、庄内市町村議会議長会会長の渋谷耕一鶴岡市議会議長に要望書を手渡し、議員活動の際の「食の都庄内」の情報発信を協力要請した。
この日は佐藤支庁長が鶴岡市議会を訪れ、庄内地域の喫緊の課題である人口減少問題を背景に、対応策の一つとして食のブランド化による交流人口の拡大の取り組みを説明。「県内外の方々との交流機会の多い議員の皆さんより食の都庄内づくりに向けた情報発信に特段の協力をお願いしたい」と要望書を手渡した。
さらに同支庁が独自に用意した「食の都庄内」広報官と印刷された名刺添付用シール(1シートに120枚)を2市3町の議員計102人分(1人2枚ずつ)を渡した。渋谷議長は「人口減少問題については同じ気持ちを持っている。ユネスコの食文化都市創造ネットワーク加盟申請中でもあり、まだまだアピールできる」などと応じた。
11年目を迎えた「食の都庄内」づくりの取り組みのさらなるブランド化の一環として実施した。