2014年(平成26年) 2月14日(金)付紙面より
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鶴岡市の黄金小学校(齊藤民義校長、児童82人)で12日、鶴岡市農協の職員による「フラワーアレンジメント教室」が開かれ、鶴岡産の花を使って4年生が卒業を控えた6年生に贈るアレンジメントを作った。
年間取扱量5億6000万円を誇る市農協花き振興部会(佐藤司部会長、部会員約100人)が、地元で生産される花について知ってもらおうと「花育」講座として5年前から市内の小学校を対象に行っている取り組み。今回は黄金小の4年生人が対象で、市農協園芸特産課販売主任の小林雅人さんら職員2人が同校を訪問。旬の花であるアルストロメリアやラナンキュラスなど地元産の3種を中心に約250本を持参した。
授業2こまを使って、最初は鶴岡で栽培される花について紹介。年間を通して栽培されるアルストロメリアは品種が?種あり、関東を中心に年間180万本を出荷しているなどと説明。続いて、水を含んだ専用スポンジを台に子どもたちが自由に生けてアレンジメントを作った。
茎を斜めに切るなど花の扱い方を教わりながら、子どもたちは夢中になって作業。阿部蘭夢(らむ)さん(10)は「楽しい。中学生になる6年生に頑張ってという気持ちを込めた」と話し、佐々木志穏(しおん)君(10)も「普段花を触ることなどないので花を切るのは緊張したけれど、うまくできて良かった」と笑顔を見せた。
出来上がったアレンジメントは13日に学校で行うお別れ会で6年生15人にそれぞれプレゼントする。
2014年(平成26年) 2月14日(金)付紙面より
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県立鶴岡養護学校(土門明校長)の中学部の生徒が作業学習で作った製品を販売する「つるようバザー」が13日、鶴岡市のつるおか協同の家こぴあで開かれた。会場には多くの買い物客らが訪れ、生徒たちの作品を買い求めた。
同バザーは、毎日の作業学習で作った製品を販売することで働く喜びを感じてもらうとともに、地域の人との触れ合いを図ろうと同校が毎年この時期に行っている。
同校中学部は農工、木工、ハーブ、ソーイングの4班に分かれて、植物の栽培や日用品の製作を行っている。この日のバザーは中学部の生徒31人が教諭と共に作品を販売。花鉢やブックスタンド、エプロン、巾着、バスソルト、ポプリなどが並べられた。オープンの10時になり買い物客らが訪れると、生徒たちは「いらっしゃいませ」「どれでも選んでください」と元気良く声掛け。買い物客たちは少しずつ違う手作りの作品を一つ一つ手に取り、お気に入りを選んでいた。