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2014年(平成26年) 2月7日(金)付紙面より

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ぐい飲み200個製作 県立鶴岡養護学校生が販売へ

 鶴岡市の県立鶴岡養護学校(土門明校長)高等部で窯業に取り組む生徒が200個のぐい飲みを作り、8日に鶴岡市大山地区で行われる新酒・酒蔵まつりで販売する。同校は「まつりの盛り上げとともに学校のPRになれば」と話している。

 ぐい飲みを作ったのは、高等部3年で窯業班に所属する黒井淑法(としのり)さん(18)。県内外の客でにぎわいのある酒蔵まつりで学校をアピールできたらと、教職員がぐい飲みの製作を思いつき、窯業班で唯一ろくろ作業ができる黒井さんが昨年4月からこつこつと作り続けてきた。

 1日6?8個のペースで、これまでに計200個が完成。青や白、ピンクなどさまざまな釉(ゆう)薬をかけ、一つとして同じものがない味わい深いぐい飲みが出来上がった。担当の教員は黒井さんを「とっても手先が器用」とたたえ、黒井さんも「(作るのは)楽しかった」と笑顔を見せた。

 酒蔵まつりの当日は、JR羽前大山駅前の広場で列車の発着に合わせ、午前10時ごろから11時半ごろまで販売する予定。値段は1個100円。同校では「学校の取り組みを知ってもらい、生徒の頑張りを伝えられたら」と話している。

8日の新酒・酒蔵まつりで販売するために計200個のぐい飲みを作り上げた黒井さん(写真手前)
8日の新酒・酒蔵まつりで販売するために計200個のぐい飲みを作り上げた黒井さん(写真手前)


2014年(平成26年) 2月7日(金)付紙面より

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東日本大震災から来月11日で3年 キャンドルで追悼の灯 公益大生が復興に思い込め制作

 東日本大震災発生から3年を迎える来月11日に酒田市中心部で行われる「3年目のキャンドルナイトin酒田」に向け、同市の東北公益文科大で5日、当日夜にともすキャンドル作りのワークショップが行われ、学生有志が取り組んだ。

 酒田のキャンドルナイトは、追悼の灯をともすことで被災地に祈りを届けようと、同市字新屋敷の生涯学習施設「里仁館」(冨士直志館長)が中心となって昨年初めて開催。今年は同市中心部にある「さかた街なかPR館」で午後6時半から行われる。

 ワークショップは、同施設でボランティア活動をしている公益大4年の田口尚武さん(22)が中心となり学生・教職員と立ち上げた実行委員会(代表・田口さん)が、公益大地域共創センターの協力で初めて企画した。

 この日の作業は正午から公益ホールホワイエで行われた。紙コップの中に赤や黄、青などカラフルなキューブ状のろうを配置し、上に芯を置いた後、液状のろうを流し込んで完成。学生たちは「笑顔の人が増えますように」「絶対に風化させません」などとメッセージを書き、紙コップに貼り付けた。

 震災で福島県内に住む親戚の家が流されたという3年の小関竜哉さん(21)=米沢市出身=は「『元気を出して頑張って』と書いた。一刻も早く元通りになってほしい」と語った。田口さんは「大勢から協力してもらい、ありがたい。当日は被災地に思いをはせながらともしたい」と話していた。同施設によると、来月2日に同PR館でワークショップを開催する予定で、当日までに1000個余りを用意するという。

震災発生から3年目に合わせてともす学生たちの手作りのキャンドル
震災発生から3年目に合わせてともす学生たちの手作りのキャンドル



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