2014年(平成26年) 2月8日(土)付紙面より
ツイート
酒田市の天真学園高校(齋藤正典校長、生徒223人)の1年生有志が6日、同校周辺の民家前で除雪作業を展開。吹雪の中、生徒たちはスコップを手に懸命に作業した。
日頃からお世話になっている地域に恩返しするとともに、生徒たちから公共心を養ってもらおうと、同校は2010年から天候を考慮しながら学校周辺の一人暮らしのお年寄り宅前などの除雪作業を行っている。
この日は空手道、バドミントン、陸上、カヌーの各部、フットサル同好会に所属する1年生計約30人が参加。同校正門前を南北に走る市道沿い約200メートル区間の軒先で実施した。
氷点下まで下がった気温で硬くなった雪を鉄製のスコップで砕き、トラックに積み込む作業を繰り返した。同校は、天候を見ながら数回、継続することにしている。
2014年(平成26年) 2月8日(土)付紙面より
ツイート
鶴岡市の京田小学校(佐藤典子校長、児童89人)で7日、京田老人クラブ(佐藤年繁代表)との交流会が開かれた。同校1、2年生27人が地域のお年寄りと昔の遊びを通して交流を深めた。
同校では地域交流事業の一環としてグラウンドゴルフや花の苗植えなどを通して、年5回ほど子どもたちと同老人クラブの交流会を行っている。
この日は老人クラブのメンバー約20人が同校を訪問。お手玉、コマ回し、おはじき、けん玉、かるた、あやとりの6グループに分かれて一緒に遊んだ。子どもたちはお年寄りからルールやこつを教わりながら昔の遊びに挑戦。このうちコマ回しでは、「ひもはきちんと巻いて」「投げる時は手前に引くように投げて」と“名人”のアドバイスを受けた子どもたちは「まわった」「できた」と喜んでいた。