2014年(平成26年) 2月9日(日)付紙面より
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鶴岡市下川の児童養護施設「七窪思恩園」(佐藤以中園長)の子どもたちが8日、同市たらのき代のたらのきだいスキー場で、鶴岡鶴陵ライオンズクラブ(LC、若木晴彦会長)の会員たちと雪遊びなどを通して交流を深めた。
同LCは青少年育成事業の一環として、十数年前から同園の子どもたちと交流している。秋にチャリティーバザーを開いて集めた事業資金を活用して実施した。
この日は同園の子どもたちと職員約70人とLC会員ら約20人が参加した。初めに若木会長が「皆さん今日を楽しみにしていたと聞いている。いっぱい遊んで楽しんで」とあいさつ。子どもたちはそり遊びやスキー、スノーボードなどを楽しんだ。そり遊びでは、子どもたちが職員やLC会員たちと一緒にそりで滑り、「速い」「楽しい」と歓声を上げた。
お昼は子どもたちと共に餅つきを行い、あんこ餅や納豆餅にしてカレーライスとともに味わった。
スキーを楽しんだ小学6年生の女子児童は「4年生の時からスキーをしている。スピードを出して滑って楽しかった」と笑顔で話していた。
2014年(平成26年) 2月9日(日)付紙面より
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酒田市と交流している沖縄県今帰仁村(なきじんそん)の児童たちが、8日まで2泊3日の日程で庄内地方を訪問。7日は同市の西荒瀬小学校(工藤健一校長、児童114人)を訪れ、児童が互いにアトラクションを披露し合って交流を深めた。
両市村の交流は1978年にスタート。小学生が相互訪問し合う「ふれあい少年の翼」事業は今年で24回目。昨年12月には同市の児童36人が同村を訪れ、見聞を広めた。
今回訪れたのは村教育委員会の新城敦教育長を団長に、村内の3小学校から参加を希望した6年生36人と引率者9人の計45人。当初は5日夜に到着する予定だったが、飛行機欠航のため翌6日朝に庄内入り。同日は鶴岡市の羽黒山スキー場でスキーを体験した。
7日午前は西荒瀬小体育館で交流会。同校6年の堀大作君が「ようこそ、西荒瀬小へ。楽しい活動を用意したので学校の優しさを感じてください」と歓迎の言葉を述べた。互いに持ち寄ったプレゼントを交換した後、西荒瀬小の6年生がリコーダーで「島唄」を演奏したほか、西荒瀬太鼓、同校の金管バンド「まつなみバンド」のメンバーが楽曲を披露。これに対して今帰仁村の児童たちはエイサーなどを演じた。
今帰仁村の児童たちは同日、市内の児童宅に民泊。8日午前、同校に隣接する西荒瀬コミュニティ防災センターでの「お別れ会」の後、鉄路で東京に向かった。