2014年(平成26年) 4月27日(日)付紙面より
ツイート
鶴岡南高山添校(柴田曜子校長、生徒66人)の伝統行事「歩く会」が25日、同市上山添の同校から同市由良まで約22キロのコースで行われ、1、2年生39人が励まし合いながら、ゴールを目指し歩いた。
生徒たちに一つのことをやり遂げる達成感を得てもらい、高校生としての自覚を高めようと、20年以上前から続け、近年は1年生を対象にした行事となっている。ただ、昨年度は荒天のためゴール間近の同市油戸で完歩を断念したこともあり、今年は1年生15人に、2年生24人も加わった。
生徒たちは午前9時ごろに同校を出発。民田、高坂、井岡、白山、下興屋、草井谷を経て、神子沢隧道を抜け、油戸、由良までの完歩に挑戦した。
約2時間かけてコースの約半分の白山付近までたどり着いた1年生の渡辺真由美さん(15)は「疲れたが、友達とこんなに長く話せる機会はなく、楽しい」、2年生の大滝歩さん(16)は「去年は雨で悔しい思いをした。今日は天気が良くて気持ちいい。大変だが、人とコミュニケーションできていい」と話した。
2014年(平成26年) 4月27日(日)付紙面より
ツイート
鶴岡市由良の「海洋つり堀」が26日、本年度の営業を開始した。庄内地域をはじめ内陸からも大勢の家族連れなどが訪れ、釣りを楽しんだ。
釣り堀は鶴岡市が1978年に開設。広さは約785平方メートル。釣りざおや餌などの道具を持たずに手軽に釣りを楽しむことができるのが特徴で、毎年シーズンになると県内外から大勢の釣り人が訪れている。昨年度は約1万3000人が入場した。
今年はオープンを前にギンザケやアイナメ、クロダイ、ハツメ、カレイなど450キロ以上の魚が放された。
初日は天候にも恵まれ、開業の午前9時には約100人が入場。釣り堀に並んだ“太公望”たちは一斉に釣り糸を垂らし、カレイやギンザケ、ハツメなどを釣り上げ、「やった」「釣れた」と歓声を上げていた。