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荘内日報ニュース
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2014年（平成26年） 4月30日（水）付紙面より
ツイートゆったりと野だて堪能 酒田・山王森で「桜まつり茶会」
酒田市内の茶道愛好者が野外で抹茶を振る舞う「桜まつり茶会」が29日、同市の山王森で開かれた。市民や行楽客が大勢訪れ、野だてならではの雰囲気を堪能した。
酒田観光物産協会が主催した桜まつりの一環として、山王森内の緑化・保護に努めている「山王森の緑を育てる会」（藤井信会長）、茶道裏千家・成沢宗英社中「一味会」が企画。育てる会員の早朝奉仕をねぎらい、同社中では以前から抹茶を振る舞ってきた。1985年からは広く一般市民や行楽客から山王森の緑の中でお茶を楽しんでもらおうと毎年、4月29日に茶会を開いている。
この日は下日枝神社東側にある山王森・山王庭園に野だての席を設け、同社中の会員、成沢さんが指導している県立酒田光陵高茶道部員計25人が呈茶。ソメイヨシノ、シダレザクラの花びらが舞う中、訪れた人は新緑に輝き始めた草木を楽しみながら、お茶と菓子のもてなしに休日のひとときをゆったりと過ごしていた。
藤井会長は「桜はよく残ってくれたという感じ。黄色のヤマブキが映える。多くの人から喜んでもらえたら幸い」と話していた。
緑の中でお茶を楽しんだ桜まつり茶会
2014年（平成26年） 4月30日（水）付紙面より
ツイート色とりどりチューリップ満開 いこいの村庄内
鶴岡市千安京田の「いこいの村庄内」（高橋司総支配人）のチューリップが見頃を迎えた。春先に低温が続いた昨年より1週間ほど早く満開となり、連休中盤の29日は大勢の家族連れが色とりどりのチューリップを楽しんだ。
いこいの村のチューリップ園（約70アール）には59品種約10万球の球根が植えられている。今年は新品種として、黄色と白が混じった花の「スイートハート」や、赤と白の複合色の「リンファンダーマーク」、真っ白な花を咲かせる「ホワイトバレー」など5品種が植えられた。
いこいの村によると、今年は比較的気温が高く、晴れた日が続いたため順調に生育が進んだ。今月15日ごろに早咲きの品種が咲き始め、連休序盤で遅咲きの品種も見頃を迎えたという。
29日は朝から好天に恵まれ、チューリップ園は大勢の家族連れでにぎわった。8割以上の花が見頃を迎えており、訪れた人たちは赤や黄、ピンク、紫といった色とりどりの花の前で、カメラやビデオで記念撮影するなど思い思いに楽しんでいた。
鶴岡市内から妻と2人の娘の4人で訪れた40代男性は「毎年見に来ており、昨年はもう1枚上着を着てないと寒かった。今年は暖かく、チューリップもきれいに咲いて良かった」と話していた。
いこいの村庄内のチューリップが見頃を迎え、大勢の家族連れでにぎわった＝29日午前
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