2014年(平成26年) 6月13日(金)付紙面より
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鶴岡市の東栄小学校(尾形圭一郎校長)の入浴マナー教室が11日、同市長沼の「ぽっぽの湯」で行われた。
地域住民との裸の付き合いを通じて、家庭や学校では学べない社会のルールを自然に身に付けられた場所だった「公衆浴場」の良さを今の子どもたちに伝えようと行われた。
教室には同校の3年生21人が参加。ぽっぽの湯の板垣豊樹支配人から「温泉にはタオルを入れないようにしましょう」などと入浴マナーについて説明を受けた後、内風呂や露天風呂で入浴を楽しんだ。子どもたちは「とても気持ちいい。これから家族で(大衆浴場に)来るときは、教えられたことをしっかり守って他の人の迷惑にならないようにしたい」と話していた。
2014年(平成26年) 6月13日(金)付紙面より
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小さな子どもの虫歯予防について学ぶ子育て講座「乳幼児の口腔ケア」が12日、鶴岡市末広町のマリカ東館の子育て広場「まんまルーム」で開かれた。多くの親子が参加し、乳幼児期から取り組む虫歯予防について学んだ。
まんまルームでは育児に関する悩みに応えて親の不安を少しでも軽くしようと、食事やベビーマッサージなど毎回テーマを変えて毎月1回、子育て講座を開催。
今回は同市みどり町の澤田歯科医院の澤田正佐子さんが講師を務めた。澤田さんは「乳歯が虫歯になると、永久歯も虫歯になりやすくなり、歯並びが悪くなる恐れもある」と説明。歯が生える前から行う口の手入れとして▽顔や口の周りを触って慣れさせる▽離乳食の後にはガーゼで歯を拭いてあげる▽歯ブラシの感触に慣れさせる―などと紹介し、「2―4歳が最も虫歯になりやすい時期。赤ちゃんの歯に気を付けてあげて」と呼び掛けた。また、虫歯になりにくい食べ物となりやすい食べ物も紹介。「繊維質が多いリンゴやキシリトールをたくさん含むイチゴはおすすめ」と話した。
4カ月の女の子の母親の柳はる奈さん(35)=同市茅原=は「これまで虫歯については勉強してこなかったので参考になった。歯磨きなど気を付けてあげたい」と話していた。