2014年(平成26年) 6月26日(木)付紙面より
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親子で本を借りてみよう―。鶴岡市の大宝幼稚園(三浦洋介園長、園児100人)は21日、鶴岡市立図書館の移動図書館「やまびこ号」を利用し、親子で一緒に絵本に親しんだ。
家族参観日に合わせ、同園正面入り口で、やまびこ号が“開館”。同市出身の絵本作家・土田義晴さんのイラストが車体に描かれたバスの来園に、園児たちは浮き浮き気分。車内に入ると、「たくさん本があるね」「どれがいいかな」と声を弾ませ、親子で相談しながらお気に入りを選んだ。借りた絵本は家に持ち帰り、読み聞かせをして親子で触れ合った。
『はらぺこきょうりゅうスピノ』を借りた榎本煌士君(5)は「パパに読んでもらったよ」と喜んでいた。同園では「今回、全園児が貸し出しカードを使ったので、園でも家庭でも図書館を利用する機会を増やし、本に親しんでいきたい」と話した。
2014年(平成26年) 6月26日(木)付紙面より
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海開きを前に酒田市の十里塚海岸で24日、庄内浜クリーンアップ作戦が行われ、地元・十坂小学校(安藤宏和校長、児童247人)の3―6年児童、市民ボランティアらが砂浜に散乱しているごみを拾い集めた。
多くの市民から環境美化意識を高めてもらうとともに、観光資源としての庄内浜を広くPRしようと、市が海水浴シーズンを前に毎年この時期、市民ボランティアを募って実施している。この日を皮切りに7月上旬まで順次、いずれも同市の宮野浦、宮海、浜中の各海岸で繰り広げる。
十里塚海岸の活動では朝から気温が上昇し強い日差しが照り付ける中、児童170人や教職員、地元自治会役員、市職員ら約200人が参加。トイレから駐車場までの約100メートル区間の砂浜約2000平方メートルのごみを拾い集めた。
流木や空き缶、プラスチック容器、吸い殻などが散乱しており、参加者は額に汗しながら約1時間にわたって集めていた。同校6年の横山翔輝君(11)は「プラスチック片が多くあった。海水浴場ではないので、遊びに来ることはないが、きれいになるとやはりうれしい」と話していた。