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2014年(平成26年) 6月27日(金)付紙面より

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内川の環境守ろう

 鶴岡市の鶴岡東高校(齋藤哲校長、生徒754人)の1年生が25日、学校裏の内川河川敷で清掃ボランティアを行った。生徒たちがペットボトルや空き缶を拾い集め、奉仕の精神を養った。

 県民河川愛護デー(今年は7月7日、9月8日)に合わせ、毎年この時期に1年生が実施しており、今回で37回目。部活のランニングコースに使うなど、日頃から親しんでいる内川沿いを清掃して地域に感謝の気持ちを示すことが狙い。

 今回は1年生232人が参加。同校裏の内川右岸の上内川橋―切添大橋間の約300メートル区間で、クラスごとに分かれて堤防上の道路や川辺の草むらで、空き缶やビニールごみ、水面から顔を出した粗大ごみなどを拾い集めた。

 道路や川辺は全体的にそれほどごみが目立たず、吸い殻や空き缶がわずかに落ちていた。鶴巻果林さん(15)は「思ったよりきれいで驚いた。河川環境がさらに良くなるなら、やりがいのある活動だと思う」と話し、仲間と一緒にごみ袋を運んでいた。

ごみを拾い集め河川環境の良化に汗を流した
ごみを拾い集め河川環境の良化に汗を流した


2014年(平成26年) 6月27日(金)付紙面より

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田んぼの生き物を調査 有機栽培に理解深める

 鶴岡市長沼の田んぼで26日、長沼小(笹原正三校長、児童45人)の5年生が「田んぼの生き物調査・有機米おにぎり出前授業」を行い、田んぼの中にすむ生き物の種類などを調べ、地域の自然環境などについて学んだ。

 出前授業は、藤島地域内の小学5年生を対象に市藤島庁舎産業課エコタウン室、市有機農業推進協議会、庄内環境創造型農業推進会議の3団体が約8年前から実施。田んぼの中に生息する生き物の調査を通して、同地域に残る豊かな自然環境を再確認するとともに、環境に優しく持続可能で安全安心な農産物を生産することの必要性への理解を深めてもらうもの。今年は19―25日の間に藤島、東栄、渡前小の児童が学習を行った。

 26日は長沼小の5年生10人が、同小実習田近くの田んぼで生き物を調査。田んぼの中や表面の土を採取し、トレイに広げて中の生き物と図鑑を見比べながら見つけた生き物の種類や数を報告。続いて同市長沼で米の有機栽培に取り組んでいる農業、齋藤光弘さん(67)の田んぼから採取してきた土を調査し、生き物の違いを比べた。

 岩浪夏輝君(10)は「普通の田んぼの生き物より、有機栽培の田んぼの生き物は大きかった」、富樫沙羅さん(10)は「有機栽培の方が虫の数も種類も多かった。虫が多いということはおいしいお米だと思う」と感想。

 その後児童らは学校に戻り、有機米おにぎりを試食し、安心安全な農産物を生産することの必要性などについて学んだ。

田んぼから土を採取した
田んぼから土を採取した



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