2015年(平成27年) 7月3日(金)付紙面より
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海水浴シーズンを間近にした2日、酒田市の浜中海岸でクリーンアップ作戦が行われ、浜中小学校(小野諭校長、児童81人)の全校児童や地区住民が海岸に落ちているプラスチックごみなどを拾った。
県が庄内海岸10カ所で進める「美しいやまがたの海」クリーンアップ運動と連動し、毎年この時期に実施。今年は、来年に庄内で開かれる「全国豊かな海づくり大会」の機運醸成を兼ねて行われており、浜中地区では、浜中小児童と浜中自治会(高山龍太郎会長)の住民約100人の合わせて約180人が参加した。
浜中小の子供たちは異学年の縦割り班に分かれ、砂浜に落ちているペットボトルやビニール類などを丁寧に拾い集め、見る見るうちにきれいにしていった。
終了後、各学年代表が1人ずつ、「外国のごみがあってびっくりした」「来年もいっぱい拾いたい」など感想。6年生の菅原光喜君(11)は「最後のクリーンアップ作戦だったが、ごみをいっぱい拾い集められた。下級生の面倒も見ることができて良かった」と話した。
同地区の「浜中あさり海水浴場」は今月18日、海開きを迎える。