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2015年(平成27年) 7月4日(土)付紙面より

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加茂水産高伝統カッターレース 力の限りオールこぐ

 鶴岡市の加茂水産高校(佐藤淳校長、生徒142人)恒例の「カッターレース大会」が3日、加茂港で行われた。生徒たちが息を合わせてオールをこぎ、海上の熱戦を繰り広げた。

 大会は、同校の創立記念日(7月5日)に合わせて毎年行われている伝統行事。全長約9メートル、幅約2・5メートルのカッターボートにこぎ手12人と艇長と艇指揮、監督が1人ずつ乗り込んで、海上のブイを往復する約300メートルのコースで実施。70回目の今年は1―3年生の各クラスでチームを編成。教職員チームも加わって計7チームが出場し、2回のレースで合計タイムを競った。

 すっきりと晴れ渡った好天の下、スタートの号砲とともに各艇のこぎ手たちが、艇指揮の「いーち、にーい」の掛け声に合わせてチームワークを発揮。生徒たちはゴールを目指して力強くオールをこいだ。

 2カ月間にわたって事前練習を積んできた海洋資源科1年の白幡亮人さん(16)は、「オールは重く、かなり腕が疲れたが、みんなと息を合わせて力を出し切ることができた」と話していた。

生徒たちが息を合わせて力いっぱいオールをこいだ
生徒たちが息を合わせて力いっぱいオールをこいだ



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