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2015年(平成27年) 7月5日(日)付紙面より

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庄内ロケへ意気込み 中村監督ら鶴岡市表敬

 庄内をメーンロケ地に撮影される松竹の時代劇映画「殿、利息でござる!」の中村義洋監督と主演俳優の阿部サダヲさんが3日午後、鶴岡市役所を表敬訪問。中村監督は「こういう日本人がいたということを映画を通し現代に伝えたい」など意気込みを語った。

 東日本放送(仙台市)の開局40周年記念企画。2010年に映画化された「武士の家計簿」の著者、磯田道史氏の「無私の日本人」の中から「穀田屋十三郎」を原作に、「ゴールデンスランバー」「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」の中村監督が初めて本格時代劇に挑む。

 年貢取り立てなどで困窮した宿場町を救うため、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を住民に配布するという計画を立てて奔走する町人の姿をユーモアたっぷりに描く。主人公の十三郎を演じる阿部さんのほか、弟の浅野屋甚内に妻夫木聡さん、仲間の篤平治に瑛太さんが出演する。来年初夏に全国公開の予定。

 撮影は6日にクランクイン、庄内ロケは同日から8月14日までの日程で、鶴岡市羽黒町のスタジオセディック庄内オープンセットを中心に宮城県でも行う。

 この日午前、中村監督らは羽黒山頂の出羽三山神社を参拝後に市役所を訪問。榎本政規市長が「いい映画を」と地元産アンデスメロンを振る舞いながら歓迎、鶴岡産シルクを使ったキビソのストールを中村監督と阿部さんにプレゼントした。

 庄内は初めてという2人は贈られたストールを早速身に着けて報道陣の取材に応じ、中村監督は「仙台藩の話なのでロケは東北でやるのが一番。(オープンセットに)宿場があり、庄内の土地の風や空気といったものが一番良かった」とロケ地を決めた理由を語った。阿部さんは「慎むという日本人の魂を時代劇で格好良く演じたい」と話し、午前中に訪れた羽黒山について「こういう所を歩いて撮影できるのかと考えるとわくわくする」と笑顔を見せた。

キビソのストールを巻いて取材に応じる中村監督(奥)と阿部さん
キビソのストールを巻いて取材に応じる中村監督(奥)と阿部さん



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