2015年(平成27年) 7月7日(火)付紙面より
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県民河川・海岸愛護デーの5日、県内各地の河川や海岸で清掃活動が繰り広げられ、それぞれの地元住民が参加して草刈りやごみ拾いなどを展開した。
「きれいな川で住みよいふるさと運動」の一環で、県や各市町村が住民や各種団体の協力を得て毎年実施しており、今年で39年目。7月の第1日曜日と9月の第2日曜日を愛護デーと定めている。
このうち鶴岡市街地では、内川を美しくする会(齋藤四郎会長)を中心に内川沿いの約30町内会、ロータリークラブやライオンズクラブなど約20団体から約1100人が参加。城南町の割目橋から宝町の内川橋までの約5キロ区間で、午前6時から一斉清掃を繰り広げた。
参加者たちは草刈り機や鎌を手に護岸や周辺の歩道などの雑草の刈り取りやごみ拾いを行い、1時間余りの作業。中には胴長を着けて川に入り、川岸や川底のごみを拾い集める市民もいた。
毎年参加しているという同市本町一丁目第3町内会の丸谷けさ子さんは「みんなが協力して河川をきれいにすることは素晴らしことで、とても気持ちいい。きれいな環境で観光客を迎え、市民みんなが内川を愛していることを伝えたい」と話していた。
一方、鶴岡「小さな親切」の会(会長・國井英夫荘内銀行頭取)もこの日の早朝、クリーン作戦を実施した。小さな親切の会が全国的に展開している「日本列島クリーン大作戦」の一環で、会員事業所などから過去最多という約600人が7つの班に分かれ、鶴岡公園と周辺で除草やごみ拾いなどの清掃活動を繰り広げた。