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2015年(平成27年) 3月18日(水)付紙面より

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無病息災や身体堅固祈る 鶴岡・栄保育園で地元獅子舞披露

 鶴岡市播磨の栄保育園(佐藤百合園長)で17日、獅子舞が披露され、園児たちの無病息災、身体堅固を祈った。

 獅子舞は、同保育園近くの新山神社(佐藤均宮司)に奉納されるもので、8月の同神社例祭をはじめ、3月の氏子回りで披露されている。現在は獅子舞を保存していこうと取り組む地元民有志により受け継がれているという。

 同保育園の理事長を務める加藤義弥さん(63)が、昨年同神社の役員になったことから子どもたちの成長を願って同保育園でも獅子舞が披露されるようになった。今回で2回目。

 この日は午前中から氏子回りが始まり、午前10時に同保育園を獅子が訪問。園児約50人の前で披露された。笛と太鼓の囃子(はやし)に合わせて獅子が四方を大きくかむ所作をすると、驚いた様子で泣きだす園児もいた。

 阿部千華ちゃん(6)は「金色の歯が怖かった。あんまり近寄ってこなくて良かった」と話していた。

「もう動かないよね」と獅子頭に近づく園児たち
「もう動かないよね」と獅子頭に近づく園児たち


2015年(平成27年) 3月18日(水)付紙面より

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山大農学部学位授与式 自信持ち社会へ羽ばたいて

 山形大農学部(西澤隆学部長)の学位記授与式が17日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で行われた。学部卒業生は東日本大震災の年に入学した学年。小山清人学長は「千年に一度といわれる災害を多感な時期に経験した皆さんだから実現可能なことがある。自信を持って社会へ羽ばたいて」とはなむけの言葉を贈った。

 本年度の卒業生は4学科6コースの164人と、大学院修了生31人。出身県の内訳は全体で県内が37人、県外150人、留学生が8人。この日の授与式には来賓の山形大の各学部長をはじめ教職員、保護者ら400人以上が出席した。

 初めに小山学長が修了生、卒業生一人一人に学位記を授与。告辞では「山形大でもまれな入学式が行われない年に入学した皆さんは、深い悲しみの中で、被災地に自転車を送るなど予想を超える行動を続けてくれた。絶望からの再生こそ最も大きな力。農学部で学んだことに誇りを持って一生学び続けてほしい」と述べた。

 卒業生・修了生を代表して食料生命環境学科森林科学コースの安孫子里穂さん(21)=寒河江高出身=が「震災を経験した世代として、これからの日本を支える力になると感じている。大学生活で得た掛け替えのない財産を糧に頑張りたい」と答辞を述べた。

小山学長が卒業生・修了生一人一人に学位記を授与
小山学長が卒業生・修了生一人一人に学位記を授与



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