文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2015年(平成27年) 3月24日(火)付紙面より

ツイート

鮮やかに大空舞う 伝統の酒田市凧あげ大会

 今年で38回目を迎えた「酒田市凧(たこ)あげ大会」が22日、同市の最上川河川公園で行われ、県内外の愛好家や市内の親子連れなどが好天の下、凧揚げを楽しんだ。

 江戸期からの酒田凧の伝統を受け継ぐ「酒田凧保存会」(松田正美会長)と、市中央公民館(清野誠館長)が毎年この時期、伝統文化に触れ、異世代交流を図ろうと開いている。今年は青森県や岩手県、秋田県、宮城県など県外を含め約200人が参加。子供、一般、団体の3部門に分かれ、凧の揚がる高さや安定性、意匠などを競った。

 この日は時折、春らしい青空がのぞき、日本海から吹いてくる風も程よく、「絶好の凧揚げ日和」(大会関係者)。子供たちは、父母らに糸の上げ下げを手伝ってもらい、うまく風を捉えて揚がると、「やったー」と歓声を上げた。

 孫の佐藤暖太君(5)=アテネ幼稚園年中組=と参加した菅原勝正さん(65)=酒田市桜林、無職=は「昔はみんな手作りした。こうして孫と一緒に遊べるのは楽しい」、暖太君は「凧揚げは初めて。高く揚がって、面白かった」と話していた。

 大会では鮮やかな色でカメなどを描いた「酒田凧」、勇壮な武者絵でブンブンと音を鳴らす「津軽凧」、30個ほどの凧が連なる連凧などさまざまな凧が揚がった。凧を使い、空からお菓子をまく趣向もあり、子供たちは楽しそうに春の河川敷を走り回っていた。

最上川河川敷で凧揚げを楽しむ親子
最上川河川敷で凧揚げを楽しむ親子


2015年(平成27年) 3月24日(火)付紙面より

ツイート

あいさつもきびきびと 酒田で園児・児童がデパートの仕事体験

 酒田市内の園児・児童がデパートの仕事を体験する「酒田でお仕事体験―キッズデパート」が23日、同市のマリーン5清水屋で開かれ、子供たちがもてなしの心などを学んだ。

 国立青少年教育振興機構による「子どもゆめ基金助成活動」の一環として、松若中央学院(同市若竹町一丁目、板垣聖子学院長)が清水屋の協力で企画。思いやりの気持ちを育み、人のために働く喜びを感じてもらうのが狙い。

 この日は市内在住の園児・児童20人が午前9時に“出勤”。清水屋営業統括ゼネラルマネージャーの佐々木健さんの指導であいさつの練習を繰り返した後、同10時の開店前には1階出入り口に立ち並び、来店客を「おはようございます」「いらっしゃいませ」と出迎えた。

 佐々木さんの案内で店内を巡回したほか、品物を包むラッピングも体験。園児・児童たちはきびきびと作業していた。琢成小4年の本多光世さん(10)は「あいさつは上手にできた。やってみてすごく楽しい」と話していた。

 今月26日にはホテルの仕事を体験する「酒田でお仕事体験―キッズホテル」が同市のホテルリッチ&ガーデン酒田で行われる。

来店客を出迎える園児・児童たち=23日、清水屋
来店客を出迎える園児・児童たち=23日、清水屋



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field