2016年(平成28年) 10月10日(月)付紙面より
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親子でスポーツを楽しむ「子ども夢スポーツフェスティバルin鶴岡」が9日、鶴岡市の小真木原公園で行われ、大勢の親子連れが参加し、さまざまなスポーツを体験した。次代を担う子どもたちの心身の健康づくりと「スポーツの日常化」のきっかけづくりにしようと同市と市教育委員会が主催して毎年、「体育の日」にちなんで行っている。
オープニングセレモニーには、2004年アテネ五輪の体操男子団体金メダリストで、今夏のリオ五輪で大活躍した体操男子の監督を務めた水鳥寿思さんが特別ゲストとして招かれ、子どもたちにスポーツの素晴らしさ、楽しさを伝えた。
フェスティバルでは、市スポーツ少年団設立50周年を記念した「スポ少交流レクリエーション大会」が南多目的広場で行われ、市内の各スポ少から約60チーム、400人を超える小学生らが参加。むかで競走や大縄跳びなど4種目の競技を対抗戦形式で競い合った。5人でリレーして最後の走者が段ボール箱5個を持ってゴールする「宅配便リレー」では、途中で箱を落として順位が目まぐるしく変わる場面が続出。両手で抱えるのに苦心しながら最終走者が懸命に走り、上位でゴールすると大歓声が上がり、応援の家族とともにユニークな競技を楽しんでいた。
陸上競技場の芝生のフィールドでは、上半身を覆う大きな球状のビニールを装着する「バブルサッカー」や、「ピッチングナイン」「バスケットナイン」「ティーボール」など9種目のニュースポーツが行われ、他に親子参加のグラウンドゴルフなどもあり、子どもたちが歓声を上げながらスポーツの秋を楽しんだ。