2016年(平成28年) 10月16日(日)付紙面より
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地域を支える農林水産業や商工業の産業が集結した「食と緑と技の祭典・つるおか大産業まつり2016」が15日、鶴岡市の小真木原公園で始まった。初日は朝方の雨も上がり午前中は秋晴れの好天に恵まれ、家族連れなど大勢の市民が繰り出し、買い出しやものづくり体験などを楽しんだ。16日まで2日間開催される。
やまがたフラワーフェスティバル・庄内フラワーショー、庄内森とみどりのフェスティバル、県技能まつりが同時開催。旬の農林水産物の直売、姉妹都市・北海道木古内町と名寄市、防災協定都市・新潟県胎内市の物産展、鶴岡の「ものづくり力」をアピールする工業製品の展示・体験など計約120団体が参加し多彩な催しを繰り広げている。
初日は両手に持った袋いっぱいに買い出しする市民の姿も多く見られた。関連イベントとして地元の飲食店9店舗が旬の食材を使った「お通し」を提供する「ふうどEXPOオトオシアワード」も行われ、仙台から鶴岡の食をテーマにした大型バスツアーも訪れた。
朝暘武道館の「ものづくりエリア」には約40の地元の高校、企業・団体が出展し、子どもたちも楽しめる各種体験コーナーを設置。親子連れが、地元の企業の最新の技術力に触れるとともに、ロボットなどの操縦体験に歓声を上げていた。
開幕セレモニーには木古内町や名寄市の関係者も参加し、民田保育園児がかわいらしい太鼓演奏を披露した。