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2016年(平成28年) 6月25日(土)付紙面より

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感謝伝え合う ウエディングドレスのサプライズ

 鶴岡市茅原町の老人保健施設のぞみの園(佐藤久美施設長)で23日、サプライズ「バウ・リニューアルデイ?誓いの更新」が開かれた。同施設に通所している3組の夫婦がウエディングドレスやスーツを着てセレモニーを行い互いに感謝の気持ちを伝えた。

 バウ・リニューアルは結婚記念日や家族の節目に夫婦がもう一度お互いへの感謝を伝え、新たに誓い合う儀式。同施設では今年4月ウエディングドレス3着を購入し、母の日に女性利用者たちが着用して写真撮影会を行った。そのイベントが好評を得て、このドレスを活用してさらに利用者に喜んでもらいたいとイベントを初めて実施した。今回は同施設を通所利用している8組の夫婦の中から、佐藤信さん(94)、きみ子さん(93)夫婦、佐藤貞夫さん(84)、桃代さん(85)夫婦、五十嵐枡治郎さん(90)、守子さん(84)夫婦の3組が対象となった。

 この日は同施設の通所入所利用者や職員、家族など約110人が集まった。純白のウエディングドレスとスーツやえんび服に身を包んだ3組の夫婦が登場。職員手作りのウエディングケーキ入刀や家族からの手紙に続いて夫から妻へ花束が贈られ、「長い間支えてくれてありがとう」と感謝を述べた。集まったゲストたちは目頭を熱くしながら3組の夫婦を見守った。

 佐藤信さんは「こんなサプライズは初めてでとてもありがたい。今日のことは一生忘れない」、妻のきみ子さんは「ウエディングドレスは一度も着たことがなかった。思いもかけない出来事」と笑顔で話していた。

ウエディングドレスやスーツに身を包んだ利用者夫婦がお互いに感謝の気持ちを伝えた
ウエディングドレスやスーツに身を包んだ利用者夫婦がお互いに感謝の気持ちを伝えた


2016年(平成28年) 6月25日(土)付紙面より

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児童が本格バレエに挑戦

 文化庁が全国で展開する「文化芸術による子供の育成事業」の一環として遊佐町の吹浦小学校(伊藤順一校長、児童72人)で今年11月、谷桃子バレエ団による「白鳥の湖」が上演される。公演には同校の児童・教職員も出演する予定になっており、本番に向けたワークショップが23日、同校で開かれ、児童たちが同バレエ団員から指導を受けた。

 同事業は、児童・生徒に優れた舞台芸術を鑑賞する機会を提供することにより、発想力やコミュニケーション能力の育成を図ってもらうとともに、将来の芸術家育成、国民の芸術鑑賞能力向上を目的に全国各地で開催している。

 同バレエ団は、戦後の日本バレエ界をけん引した故谷桃子さんが1949年に創設。クラシックバレエを中心に全国各地で舞台を披露している。この日は団員とスタッフ計8人が来校し、ワークショップは同校体育館で行われた。

 団員たちから「バレエの足には5つのポジションがある」「手は長く見えるようにそろえて」「腕全体で大きな丸をつくって」などと指導を受けた児童たちは、パイプ椅子をバー代わりにしてバレエ独特の手足の動きやターンの仕方を反復していた。6年の高橋幸乃さん(11)は「バレエは初めて。初めは難しいかなと思っていたけど、やってみたら楽しかった。またやってみたい」と話していた。

 本公演は今年11月8日に同校体育館で行われる。児童と教職員はバー・レッスンを披露する他、衣装を着けて「白鳥の湖」のうち宮廷舞踏会の場面などに出演することになっている。

団員たちの指導でバー・レッスンに取り組む児童たち
団員たちの指導でバー・レッスンに取り組む児童たち



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