2017年(平成29年) 10月6日(金)付紙面より
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越冬のためシベリア方面から庄内地方へ南下してきたコハクチョウの初飛来が4日、確認された。水鳥の越冬地として知られる鶴岡市大山地区の下池(ラムサール条約登録湿地)では、同日正午すぎ、水辺で羽を休める4羽の姿が見られた。
下池ほとりにある鶴岡市自然学習交流館「ほとりあ」によると、初飛来はほぼ例年並み。同日午後0時10分ごろ、下池上空を旋回する4羽が確認された。その後池には降り立たずに下池からいったん離れたものの、約30分後に同個体と思われる4羽が再飛来し着水。10分ほど羽を休め、飛び立っていったという。翌5日朝には約25羽が確認されている。
同館では、大山上池・下池への初飛来日を予想する「コハクチョウの初飛来日を当てよう」を実施。246人の応募があり、このうち19人が4日の下池への飛来を当てた。
このほか、酒田市の最上川スワンパークでも4日午前、30余羽が確認されている。