2017年(平成29年) 5月24日(水)付紙面より
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鶴岡市の羽黒高校(牧静雄校長)で23日、職業体験イベント「ワクワクワーク」が開かれ、1年生286人が建築や飲食店、警察、消防などさまざまな仕事を体験した。
庄内地方の若手自営業者らがつくる一般社団法人「あきんどなまか」主催。若者の地元定着と進学後のUターンを増やすことを狙いに、地元企業の魅力を体感してもらおうと2013年から開催している。通算14回目。
この日、会場には庄内一円の建築や飲食店、生花店、映像制作、警察、消防など28の企業・公共機関が集まった。生徒たちは10人ほどのグループに分かれて2種の職業を体験した。
このうち歯科医院のコーナーでは、医療器具の扱い方を体験。生徒たちは指導を受けながら指の型を取ったり、専門の機械を使って歯の汚れを取ったりと仕事を学んだ。歯科助手の仕事に興味があったという川又唯さん(15)は「話を聴いてやりがいや仕事に就くに当たって必要なことが分かった。機械を使った体験は楽しくて、将来の選択の一つとして考えたい」と話していた。
2017年(平成29年) 5月24日(水)付紙面より
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鶴岡市の京田コミュニティ防災センターで23日、地元の老人クラブのお年寄りと、ほなみ保育園の園児たちが花の苗植え作業を行い、交流を深めた。
京田地区のお年寄りでつくる京田鶴亀老人クラブ(佐藤年繁会長)が主催して毎年実施。本県で1992年に開催された国体をきっかけに始まった美化活動。苗植えのほか、昔の遊びなどを通して地域の子どもたちと交流している。
この日はだいだいや黄色の花をつけたマリーゴールドの苗合わせて300本を用意。同老人クラブのメンバー37人と、ほなみ保育園の年長児13人が参加し、コミセンの一部花壇にお年寄りから手ほどきを受けて一緒に作業した。
強い日差しの下、園児たちは手を泥だらけにして笑顔で作業。佐藤世奈ちゃん(5)は「手に土がいっぱい付いたけど楽しかった。おじいちゃん、おばあちゃんが優しく教えてくれた」と話していた。