2018年(平成30年) 8月25日(土)付紙面より
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世界的日本画家・千住博さんの作品を紹介する「高野山金剛峯寺襖絵完成記念 千住博展」を開催している鶴岡アートフォーラムで23日、展覧会と千住さんが原画を手掛けた荘銀タクト鶴岡(市文化会館)の本緞帳を見学するツアーが行われ、千住さんの迫力ある作品が県内外から訪れた人たちを魅了した。
企画展は今年3月にオープンした鶴岡市文化会館「荘銀タクト鶴岡」との連携事業として開催。千住さんは1958年東京都生まれ、ニューヨーク在住。現在京都造形芸術大教授。
ツアーには鶴岡市内や県内だけでなく、福島や宮城など隣県から86人が参加。参加者は展覧会場で緞帳の原画となった「水神」をはじめ、高野山金剛峯寺に奉納する「断崖図」と「瀧図」、ブラックライトを使用した「龍神1、2」などを鑑賞した後、荘銀タクト鶴岡へ移動し、巨大な本緞帳を見学した。
10日に始まった同展覧会は13日間で来場者3500人を突破。連日たくさんの人が詰め掛けている。会期は26日(日)まで。