2018年(平成30年) 8月31日(金)付紙面より
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来年秋に行われるJR東日本の大型観光誘客事業「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン(DC)」を1年後に控え、10月からスタートするプレDCの共同記者発表会が29日、新潟市内で開かれた。「日本海美食旅(ガストロノミー)」をキャッチフレーズに、庄内エリアでは食と酒を楽しむリゾート列車の初運行や、特別メニューを提供するレストランウイークなどを繰り広げる。
プレDC期間は10月1日(月)から12月31日(月)までの3カ月間。JR羽越本線で結ばれた新潟・庄内の8エリアで多彩な宿泊、日帰りの誘客事業を展開。共通する「食」「酒」の魅力を中心に、食文化を育んだ歴史や伝統、暮らしなどの地域ストーリーを国内外に発信する。
庄内エリアでは、出羽三山の精神文化、城下町・鶴岡、港町・酒田が育んだ豊かな食文化をコンセプトに設定。出羽三山詣での後に湯野浜、あつみ、湯田川の各温泉地で温泉に漬かり特別料理を味わってもらう「精進おとし」の現代版で誘客を図る。
食と地酒を味わうリゾート列車「庄内Shu*Kura(しゅくら)」は10月6(土)から8(月)の3日間、JR新潟駅―鶴岡駅発着で運行。オリジナルメニュー付きで宿泊、現地発着の日帰りコースを設ける。
これまで新潟県内で行われていた周遊スタンプラリー「うまさぎっしりスタンプラリー」は、庄内エリアを加えて12月16日(日)まで実施。特別メニューを提供する日本海ガストロノミー・レストランウイークは11月11日(日)までの期間、庄内エリア5店舗を含む計30店舗で展開する。10月1日午後6時からJR鶴岡駅前のフーデェヴァーでオープニングイベントを行う。